俳優・沢村一樹主演の月9ドラマ「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」（フジテレビ系）の2月3日に放送された第5話で、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品扮する刑事の厳し過ぎる取り調べに驚きの声が上がっている。
「この作品は、未然犯罪捜査班（ミハン）がビックデータから予測された犯罪を未然に阻止し、“未来の犯罪者”を追跡捜査するドラマ。粗品演じる門田駿は、キャリア研修中の捜査一課の刑事。第5話では、“ミハン”チームが大学病院の医師・真田雄大（猪征大）の身辺調査をするために大学に潜入。殺傷事件をきっかけに、捜査一課の早川刑事（マギー）と門田は真田を重要参考人として連行。『ほんとやってないんですよ』という真田に、粗品演じる門田は『お前がやったんだろ！』と声を荒げて詰め寄り、早川に『何勝手なことしてんだ！』と叱りつけられるも『うるせぇ』『落とせばいいんでしょ？』と呟き、上司を睨みつける場面を観た視聴者からは『どんどん狂気的になっていく門田さん。粗品さん、めちゃくちゃ演技上手になってくよね』『怖くてゾワゾワしました。ドラマの粗品さんも予想を超えてきました』といった声が寄せられました」（テレビ誌ライター）
霜降り明星は、2018年の「M-1グランプリ」で優勝。さらに粗品はピン芸人として出場した「R-1グランプリ」でも優勝を飾りましたが、本格的なドラマ出演は今回が初めてのこと。今回のドラマ初出演に関して、粗品自身は「漫才ではドスの効いた関西弁で短い単語しか言っていないので、標準語に戸惑ってます」としながらも「普段のテレビ番組では一度も見せたことのない顔や表情が見られますので、そのあたりを楽しんでもらえたらと思います」と意気込みを口にしていたが、視聴者からは早くも高い評価を得ているようだ。
しかし、今クールでドラマデビューを飾ったお笑い芸人は粗品だけではない。
「霜降り明星・粗品の相方せいやも、竹内涼真主演の日曜劇場『テセウスの船』（TBS系）に出演。主人公の父親が犯人とされている大量殺人事件が起った31年前の村人役を好演、シリアスな役どころを違和感なく演じて、ネットでも応援コメントが上がっています。さらに同じ“お笑い第7世代”の兄弟コンビ・ミキの兄・昴生も、佐藤健＆上白石萌音が主演する『恋はつづくよどこまでも』（TBS系）で、明るいキャラを活かし先輩看護師役を演じて好評。3作とも、視聴率は好調のようです」（女性誌記者）
いずれも初出演ながら、評価を得ている3人。さすが“お笑い第7世代”は持ってる！？
（窪田史朗）
