食品やサプリでできる「ローリングストック」習慣!防災の日に改めて見直したい保存食5選
「ローリングストック」とは、非常食の消費と補充を普段から繰り返すことをいいます。防災バッグを見直したとき、「あれっ、期限切れちゃってる……」という食品や「これってどうやって食べるんだろう?」というものが入っていたりしませんか? 今回は、防災の日を前にして、ローリングストックのための保存食を5つ紹介していきましょう。
災害時は普段から馴染みのある“味”が安心感につながる!?
災害用保存食の選び方は、日常でストックする食品やおやつとは少し変わってきます。災害に意識を向けることがポイントです。そもそも、災害時に必ず防災バッグを取りに行ける場所にいるとは限らないので、最低限の食品はいつも携行する意識を持ちましょう。
災害時はすべてが非常事態で身体の緊張状態もピークです。そんな中、食事が食べ慣れたものだとそれだけでもホッと一息つくことができます。作りたてのご飯は難しくても、美味しくない保存食よりいつものおやつの方がいいですよね。加えて、栄養面も考えなくてはなりません。そのために必要なのが次のような食品なのです。
栄養バランスを整えて身体の不調を防ぐ「塩」
まず、災害時は栄養バランスも一気に崩れ、加えて酷暑での災害となると熱中症のリスクも出てきます。その際に役立つのが「塩」です。塩はナトリウム補給ができるので、ミネラル不足による頭痛などの不調も防いでくれます。
ただし、塩選びは必ず“天然塩”と書いてあるものにしましょう。天然塩には「天日・平釜・粉砕」などと製法の記載がありますが、精製塩の場合は「イオン膜・立(縦)釜・溶解」などの工業的な精製技術を使っています。昔ながらの製法の場合は、海水のミネラル分などを多く含むのでより身体に優しい塩となります。
少量でも疲労回復や栄養補給になる「はちみつ」
「はちみつ」はブドウ糖と果糖で作られていて吸収がとても早いです。そのため、少量でも疲労回復を感じやすく、きちんとした食事を取れない場面での栄養補給にもオススメ。水分が少ないので日持ちしやすいのもメリットです。
砂糖よりも圧倒的に災害時に役立つので、調味料としても砂糖の代わりにはちみつを検討してもよいでしょう。ただし、1歳未満の乳児にはNGなのでその点だけは注意してください。持ち歩きには小さなスティックタイプやはちみつ飴もよいです。
長く常温保存できる発酵食品の「酵素ペースト」
以前から人気の酵素ドリンクのようにドリンクタイプが多い「酵素」ですが、災害時の持ち運びを考えると水分が少なく軽いペースト状が一番オススメです。
発酵食品の一番のメリットは賞味期限が長く常温で保管できること。2~3年もつものが大半なので、あまり意識せずストックしておくことができます。栄養面や腸内環境にとってはすごくよい選択肢なので、普段から朝ごはんに取り入れてもいいかもしれませんね。
熱中症や疲労対策にも効果的な「梅干し」
「梅干し」も同じように発酵食品ですが、単体でも食べやすく手でも食べられるのがメリットです。塩分をしっかりと含み、クエン酸も含むので熱中症や疲労対策としても使えます。干し梅などは防災バッグにも忍ばせやすいですね。
エネルギー補給がしやすい「ドライフルーツ、干しいも」
梅干し同様に手で食べられるメリットがあり、糖を含むのでエネルギー補給がしやすいのが「ドライフルーツ、干しいも」。噛んで食べるため、液体ものよりも満足感を得やすいです。お気に入りのものを見つけてバッグに忍ばせておくとよいですね。賞味期限が短いものもあるのでその点は注意しましょう。
避難生活が長引いたときに活躍する「粉末タイプの食品」
プロテインや粉末スープなど、粉末状のものは水がないと使えないので緊急時にすぐ活用することはできませんが、「粉末タイプの食品」はとにかくレトルトタイプより軽いというメリットがあります。少量で常温水でも溶かしやすいタイプのものがよいでしょう。
水だけで手軽に摂取でき、避難生活が長引いたり帰宅はできたけどガスの復旧に時間がかかって料理できなかったりしたときなどに使えます。優先度としては少し下がりますが、普段から取り入れておくといざというときにも頼りになります。
いかがでしたか? これらの食品は、防災グッズといわず普段のバッグにも何かしら忍ばせておくのがオススメです。例えば、電車の人身事故による長時間の閉じ込めなど、大きな災害以外にも役立つことがあるからです。お気に入りのものを見つけて、普段から携行するようにしてくださいね。
(安藤 恵美)
