マライア・キャリーの姉アリソンが、マライアとの関係修復を願い、積み重なった医療費の支払いの援助を求めているようだ。HIV感染者で薬物中毒から回復中のアリソンは、昨年4月にニューヨークの自宅に侵入者が入る恐ろしい体験をし、その際に脳に損傷を負って、脳と脊椎の手術を受ける必要があるほどの状況に陥っていた。
自身の推定資産は5億1000万ドル(約570億円)、そして47億ドル(約5300億円)の資産を保有するといわれるジェームズ・パッカーと婚約中のマライアは、1994年にアリソンと大きな喧嘩をして以来ほとんどお互い口も聞いていない状況だが、今回アリソンはデイリー・メール・オンラインを通してマライアに対し援助を求める映像を公開している。
その動画の中でアリソンは「マライア、愛しているわ。心からあなたの助けが必要なの。私を見捨てないで」と訴えている。またマライアの兄モーガンも脳卒中、記憶障害や深刻な脳損傷によってたびたび意識喪失に陥るアリソンを助けて欲しいとマライアに伝えている。
同紙のインタビューに応じたモーガンは、「アリソンはときどき記憶をなくしたり、治療を受けることができなかったり、それがたびたびアリソンの問題的な行動を引き起こしますが、マライアはアリソンの必要とするケアについて心から理解していないのです」「アリソンを良い病院に入院させてあげることと、彼女が必要なケアを確実に与えてあげることが必要なんです」「マライアの婚約者は大富豪なんですよ」と話す。
そんな訴えがある中で、マライアの代理人はマライアがアリソンに巨額の援助をすでに行ったと主張している。また、モーガンによれば、アリソンは2002年に他界した父アルフレッドから160万ドル(約1億8000万円)の遺産を受け取っているのだという。