お笑いタレントの東野幸治が4月2日放送の「グッとラック!」(TBS系)にゲスト出演し、MCで落語家の志らくの“不貞騒動”をイジる一幕があった。
スペシャルウィークと銘打ったこの日、フジテレビ系情報番組「ワイドナショー」のMCとして、志らくをゲストに迎えることが多かった東野が出演。テロップでも“逆ワイドナショー”などと表現され、立場の入れ替わった2人のやり取りにも注目が集まったが、新型コロナウイルスの感染拡大に関するニュースが大半を占めたことから、東野は「こういう状況なので、真面目にならざるを得ないのが残念。本当はもっとはっちゃけたいんですが」「次は明るいニュースの時に呼んでいただいたら」などとコメントしていた。
また志らくといえば、自身の元弟子と妻による身内間の不貞騒動が記憶に新しく、東野は「ワイドナショー」への出演を直接誘い、「我々はウェルカムです」と“イジる気満々”な様子を見せつけると、志らくは「全然いじっていただいて大丈夫です」と返答。本人からの許可を得た東野は早速「大変な奥さん、持ちましたね」とド直球な質問をぶつけ、「今はやめてください…」と志らくをあたふたさせている。
「志らく本人から“いじっていただいても大丈夫です”とのコメントを引き出した東野は、まるで水を得た魚のように嬉しそうにストレートなイジりを即座に展開し、最後は苦笑いの志らくと“大爆笑”の東野という対照的な構図となっていました。番組の大半が新型コロナウイルスに関する重い空気感で進んだことから、“最後の一撃”として繰り出した『大変な奥さん、持ちましたね』という短いながらも破壊力抜群なコメントを残した東野には、『東野は平気でこういう事言うから面白い』『さすが東野さん。何も触れないよりこっちのが自然。あえて言ってあげる方が場が和むし好感持てる』と好意的な反応が並んでいます。かねて“デリカシーの無さ”を芸人仲間から指摘されてきた東野ですが、この場面ではその図太い神経が暗いニュースばかりの中で貴重な笑いを作ってくれましたね」(テレビ誌ライター)
大御所相手にも一切遠慮せずに“不貞ネタ”を真っ向から仕掛けた東野。かつては「ゴシップ兄さん」との異名をほしいままにしていた彼らしいやり取りだったと言えるだろう。
(木村慎吾)