フリーアナウンサーの豊崎由里絵が7月5日放送の「マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演し、かつて共演したお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功の優しい素顔を明かしている。
この日の放送で「芸能界で売れている人に性格の良い人はいない」といった毒舌芸も披露した豊崎だが、浜田については「めちゃくちゃ優しいですね」とコメント。浜田がMCを務める「プレバト!!」(MBS)で初めてアシスタントを任された際の本番直前を振り返り、「俺は盛り上げるのが仕事。お前は前に進めるのが仕事やから。お前が思う時(のタイミングで進行に)入ったらええねん。もし、違うと思ったら、俺が『ちょっと待て』って言うから。そう言われるまではお前が好きなようにやってみい」と励まされ、「なに、この優しい方は」と感動したようだ。
しかし、これに納得できないのが浜田から散々パワハラと“暴行”を受け続けてきたMCの東野幸治やほんこん、月亭方正らを始めとする浜田の弟分にあたる後輩芸人たちだ。とりわけ、ほんこんに至っては20年前に楽屋で浜田から耳たぶを信じられない長さにまで伸ばされ続け、「なんで地面にまで付けへんねん」などとドつかれたと告白。豊崎と自分とではあまりに扱いが違いすぎるとして抗議している。
「コンプライアンスが徹底され、パワハラ的言動が咎められる時代の変化に上手く対応したと言えば聞こえは良いですが、1997年まで放送されていた『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)で共演していたほんこんや東野ら“ごっつファミリー”にとって、浜田は恐怖の対象でしかないのでしょう。ほんこんはごっつ時代、スタジオで浜田に挨拶をすると決まって顔面をビンタされ、『なに挨拶しとんねん!』と怒鳴られることは日常茶飯事だとし、そもそも初対面の時から『お前、その顔どないしてん』との暴言から付き合いがスタート。また、『タバコって背中に付けたら熱いんかな?』と尋ねられたことがあるとも明かしています。そうした浜田のヤンチャ時代を知るほんこんからしてみれば、“めちゃくちゃ優しい”とおだてる豊崎の見解に納得がいかなかったのかもしれませんね」(芸能記者)
アシスタントのアナウンサーと直の後輩とでは扱いが異なるのは当然だが、あまりの別人ぶりにほんこんや方正は終始不満そうな表情に。浜田の人間性を語る資格を得るには、まず一発、本気のビンタを食らう必要があるのかもしれない。
(木村慎吾)