女優・有村架純主演のドラマ「姉ちゃんの恋人」(フジテレビ系)の第1話が10月27日に放送され、初回の平均世帯視聴率9.2%と、まずまずのスタートを切った。
「有村は、高校3年生の時に両親を事故で亡くし、以来3人の弟たちを養うためにホームセンターで働く“肝っ玉ねえちゃん”安達桃子を演じています。初回はクリスマス企画のリーダーに選ばれた桃子が、各フロアの責任者を集めてミーティング。そこで価値観の似ているワケあり男子・吉岡真人(林遣都)と出会い、惹かれていく様子が描かれました」(テレビ誌記者)
ヒロインの有村で当て書きされた脚本は、2017年の朝ドラ「ひょっこ」(NHK)でタッグを組んだ岡田惠和氏の手によるもの。演じるにあたって有村自身も「弟たちを育てていかなきゃいけない責任感や使命感があり、前を向いて一生懸命に生きているエネルギーに溢れた女性。演じていて清々しい」とやりがいを語っている。
有村の民放の連ドラ主演は、2018年10月期に放送された「中学聖日記」(TBS系)以来、2年ぶり。久しぶりの登場にネットでは「有村架純さんの顔ずっと好き。癒される」といった声が上がる一方で「誰だかわからなかった」「顔変わった…よね」「なんだか顔が違うような気がする」といったコメントが続出。様変わりした有村の雰囲気に注目が集まっている。
「有村のトレードマークといえば、以前から言われている“たぬき顔”。10月29日に発表された『たぬき顔の女性芸能人ランキング』(ランキングー!)でも堂々の一位。二重まぶたの大きな目、丸い顔の輪郭、上向きの広角、柔らかな印象のアーチ眉が特徴のたぬき顔は令和の“モテ顔”とも言われています」(美容ライター)
確かに2年前の「中学聖日記」の頃に比べると、印象が違う。髪をおだんごに結んで、輪郭が露わになるシーンが多いことも理由のひとつだろう。「ひよっこ」撮影当時は役作りで5キロ太ったという有村。今回の見た目の変化も、女手ひとつで弟たちを養う“肝っ玉ねえちゃん”の役作りなのか。
久々の民放連ドラで思わぬ論争を巻き起こした有村架純。この時点で役作りは大成功と言っていいだろう。
(窪田史朗)