嵐・松本潤の主演ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」最終回が6月19日に放送され、19.1%の高視聴率をマークした。全10話の平均は17.2%で、嵐のリーダー大野智の主演ドラマ「世界一難しい恋」の12.9%を大きく引き離した。初の弁護士役で大張り切りの松本を支えたのは、芸達者で知られる香川照之、奥田瑛二ら脇役陣だ。
「他に外野の力も大きかったと思います」と指摘するのは、テレビ誌の記者だ。「ドラマの放送中、自身のツイッターで実況中継したゴールデンボンバー・歌広場淳の功績は絶大でしたね。感想をリアルタイムでつぶやいていくんです。それが、予想以上に面白くて笑えるし、ガチの声援が涙ぐましいと松本ファンを大いに喜ばせました。ひいては、ドラマ未体験者に興味を持たせる効果も大きかったようです。骨太ドラマの多い『日曜劇場』枠、ジャニーズアイドルの主演抜擢に眉を顰めるファンも多かったのですが、歌広場の無償の愛がお茶の間の“松本アレルギー”を緩和する役目を果たしたと言われています」(前出・テレビ誌記者)
6月16日放送の「VS嵐」に歌広場が出演。生松本に興奮する歌広場に、松本が「いつもツイッターありがとう」と感謝するシーンも。歌広場は「今日来てよかったです」と大感激し、最終対決では、「松本さんとの楽しい時間がこれで終わりだと思うとー」と絶句。涙目で感極まる姿に好感度がアップした。
「歌広場は3度の飯よりイケメン好きな真正イケメンファン。イケメン中のイケメン、松本を鬼推ししている」(芸能ライター)
初共演したラーメンズ・片桐仁にも「ドラマが終わってからも仲良くしたい」と言わせるほど慕われた松本。芸能界に信奉者がじわじわ増えているようだ。
(塩勢知央)