6月12日の最終回を迎えた二宮和也主演ドラマ「マイファミリー」(TBS系)。真犯人はネット上で“いちばん怪しいキャラ”として考察されていた吉乃一課長(富澤たけし)だった。濱田岳演じる東堂樹生の妻・亜希(珠城りょう)と不貞関係だった吉乃は、2人の決定的な写真を東堂の1人娘・心春(野澤しおり)に携帯電話で撮影されてしまう。両親の関係に悩みを抱いた心春は、当時親友だった阿久津実咲(凛美)に相談。しかしその直後、写真データを奪おうとした吉乃に階段から突き落とされ帰らぬ人に。心春は生前、両親の仲を修復するために狂言誘拐を計画。その計画書を心春の遺体から発見した吉乃は、心春を殺害したことをごまかすためにその狂言誘拐を実行。心春の誘拐事件が起きた5年前に、すでに心春は亡くなっていたことが明かされた。
ドラマとしては、誘拐されていた未知留(多部未華子)が見つかり、温人(二宮)の無実がわかり、実咲の意識が戻ったことでハッピーエンドだったが、「“とどっち”だけ切なすぎる」「とどっちが葛城(玉木宏)に抱きついて泣き崩れたところがこのドラマの最高潮。私の中での『マイファミリー』はあそこで終わった」「二宮の影が薄かったのではなく、とどっちを演じた濱田岳の演技がすばらしすぎた。とどっちがハッピーエンドじゃなかったから悲しい」といった声がネット上にはあふれている。
「濱田演じる“とどっち”こと東堂に感情移入してドラマを視聴していた人が多かったようで、最終回で刑務所に入れられ、そこで妻の不貞を聞かされ、さらには娘の心春がすでに生きていないことを知らされたため、ハッピーエンドとは思えなかった人が声をあげているようです。中には『とどっちに吉乃を殴らせてあげたかった』という声も少なくないようです」(テレビ誌ライター)
濱田の次回作を楽しみに待ちたい。