早朝6時から「人の優しさに救われた」と感動的なエピソードを紹介したタレント・平愛梨に対し、「本当に素敵！」との声が集中している。
夫でサッカー日本代表・長友佑都との間に3人の男児をもうけている平は、新幹線の改札につながっているというエスカレーター前で遭遇した「優しい人たち」への感謝の言葉を、6月13日更新のインスタグラムで綴った。
その日、平は3人の息子を連れて品川から地方へ向かう用事があり、朝6時に出発する新幹線に乗らなければならなかったという。まだ幼い三男を抱っこ紐で抱え、長男と次男はベビーカーに乗せた状態で「品川駅でよく利用する改札に向かうエレベーター」へと向かったが、「使える時間が朝7時～だった！！ ガーン」と落胆。急遽、エレベーターではなく、エスカレーターを利用するハメになるも、「まだ眠い息子達に『さぁ降りて！ 自分達でのぼってくれる？』と声かけたけどベビーカーから降りる気ない＆上る気ない上2人」と、長男と次男はベビーカーで眠ったまま。
平は、息子らに「人がどんどん来ちゃうよ！！ 早く行かなきゃ新幹線も間に合わないよ！！」と急かすも、「ボーッとして動こうとしない」2人。「どうしたらいいんだ！？」とパニックになっていると、「エスカレーター前にお兄さん集団が現れた！！」という。
しかし、一行がエスカレーター前にふさがっていたことから、その若者グループは前を通れない状態だったと説明。困った平は「つい『すみません！！ 子供達と一緒に上まであがってもらえますか？』と声をかけてしまった！！」と手助けを求めたという。
すると、「集団のお兄さん達（たぶん私の方が年上）」からは、「いいですよ！」との返答があり、「快く子供達に優しく言葉をかけてくれて中々ベビーカーから降りようとしなかった2人がすぐおりて一緒に上がってくれた！ さらに『ベビーカー持ちますよ』とベビーカーまで持ってあがってくれた！！！！」「優しい人たちでよかった」と感謝。
子供たちの様子についても「お兄さん達のお陰」で、「眠気を覚まし元気を取り戻しその後もご機嫌に過ごしてくれた！」と語る平。続けて、「お出かけする時は人に迷惑かけないようにしなきゃ！！ と気を張ってるけど子供の気持ちはいつどうなるかわからない。親の言うことより誰かの言葉を素直に受け入れてくれることのほうが多かったりする」と、子供を連れた外出の難しさを改めて肌で感じたようで、「なので朝から本当に有り難かった。ベビーカーまで運んでくださり人の温かさに朝からジーンとしました。この場をかりましてありがとうございました」と綴っている。
「勇気を出して若者に助けを要請したことや、その要請を快諾し、ベビーカーまで運んでくれた若者集団には、ネット上では『本当に朝から気持ちのいいエピソードだ！』『1人で3人をエスカレーターに乗せるのは危険なので、とっさのいい判断だったと思います』『若者たち、素晴らしい！ 声掛けって平さんらしくもあるけど、とても勇気がいることだと思います』『世知辛くなった日本にもまだ人情がある』との歓声が集まることに。心がホッコリさせられる平のこの投稿には3万を超える“いいね”が付された一方、一部からは『この写真は誰が撮ったんだろう？』との指摘が。平は長文で若者たちへの感謝を綴っただけでなく、新幹線を背景にした乗り場で、ベビーカーに乗りながらピースをする息子達と写る写真をアップ。これに対し、『この写真がいちばん気になる笑』『マネージャー？』『その人は手伝えないの？』『ほんとだよね、誰かいたんだよね』などのツッコミが寄せられることに。新幹線の乗り場でマネージャーや夫と合流して撮影を頼んだ可能性もありますが、せっかくの“いい話”よりも、ナゾの写真が引っかかるとする人も見られました」（テレビ誌ライター）
多くの拍手喝采と、微かなナゾを残した平のエピソードだったと言えそうだ。
（木村慎吾）
