俳優のムロツヨシが6月17日に放送された番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)に出演。父との確執を告白してネット上で大きな話題となっている。
ムロは幼い頃、両親が離婚。親戚の家で育てられ、大学に進学するもすぐに中退。その原因は父と親戚との金銭トラブルにあり「親父のせいで親戚の家が破産状態になった」と明かした。
父親とは21歳の頃から会っていないというムロ。ところが3年前に急に父から電話があり、新たに家庭を持ったことも明らかになった。それでも父親と再会していない理由について聞かれると「(会ったら)親戚の家の方が悲しむのでは」とコメント。さらに「それでも父には、本当に恨んでいない。もしこれを観ていたら楽しくやっていてほしい」と呼びかけた。
これにはSNSでも「大変な経験沢山されてるからこそのお人柄なのかな。改めて尊敬できる方」「ムロさんを育ててくださった親戚の方々に感謝です。でなければ役者さんになってなかったかもしれないですし、だからこそお父様と会うことについては親戚の方々に申し訳なく思ってしまうのでしょうね」などのコメントが寄せられている。
「ムロは昨年、『さんまのまんま』(フジテレビ系)に出演した際、以前出演したこの番組を観ていた母親から『さんまのまんまを見て私が生んだ子だとわかりました。お会いできませんか』と手紙が届いていたことを告白。会うべきか悩んでいたところ、リリー・フランキーに『会わない後悔より会う後悔、行ってきなさい』と背中を押され、ホテルの会議室で母親と再会。『生んでくれてありがとうございます』『僕は恨んでいないしこの家庭環境のおかげで役者という道を選んで、意地にもなれた』と伝えたことを明かしています。ムロはこうした家庭環境をバネに去年、ついに映画『マイ・ダディ』で映画初主演。さらに今年、6月24日に公開される映画『神は見返りを求める』でも主演。もはや、日本の映画界に欠かせない俳優の1人といっても過言ではありません」(女性誌記者)
今後の活躍に注目したい。
(窪田史朗)