俳優・小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)の第38話が10月2日に放送され、小栗演じる北条義時が涙ながらに父・時政(坂東彌十郎)に別れを告げるシーンが登場。ネット上には号泣コメントが殺到している。
第38話では、時政が三浦義村(山本耕史)に命じて源実朝(柿澤勇人)を屋敷に連れ込み、鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅(山中崇)へ譲るよう迫ったが、義時に屋敷を包囲されて観念。実朝を解放して捕らえられる。
流罪と決まり、頭を丸めた時政に義時は涙を流しながら「今生の別れでございます」と告げる。そして、父との別れを惜しみ「父がこの世を去る時、私はそばにいられません」「父の手を‥‥握ってやることができません」と涙を流しながら、時政を見つめるのだった。
「小栗の演技には、『今生の別れに泣きじゃくる義時の涙に泣く』『息子の顔と声に戻ってて凄いよ』といった称賛コメントが数多く寄せられています。小栗は昨年7月に公開された映画『ゴジラvsコング』でハリウッドデビューするも、出演シーンはわずか5シーン。セリフもほとんどなく、撮影時に比べて半分くらいカットされ、『思い出すと今も脂汗が出てくる』と漏らすほど悔しい思いをしています。小栗は大河ドラマ撮影終了後に家族を連れて、再びロスへ移住すると報じられています。後輩の俳優たちには『米国に忘れ物を取りに行く』と話しているそうで、リベンジを狙っているようです」(スポーツ紙記者)
大河ファンをうならせた泣きの演技で、ハリウッドスターたちと渡り合ってほしいものだ。
(窪田史朗)