漫画家・小林よしのり氏が脳梗塞で入院…自ら明かしていた「老化の証拠」とは
「ゴーマニズム宣言」や「おぼっちゃまくん」「東大一直線」などの作品で知られる人気漫画家・小林よしのり氏が脳梗塞で入院。心配の声が相次いでいる。
8月12日、自身のブログを更新し「入院してます」と題した記事を投稿した小林氏。ここでは具体的な病名は明かさなかったものの「頭を上げたら脳内ぶち切れて、長嶋茂雄になってしまう」て意味深な文章を綴っていた。
病名が判明したのが、翌13日朝の投稿。「脳梗塞で左半身に痺れ、脳検査で脳内に血栓があちこちあるということで入院」「HCUに入れられて、食事なし、点滴で生きている」と明かしたのだ。
小林氏について「71歳という年齢をまったく感じさせないパワフルな印象だっただけに、非常に驚きました」と語るのは出版関係者だ。さらにこう続ける。
「とにかく多忙な日々を送っていて、毎週『ゴーマニズム宣言』の連載を抱えつつ、現地で大人気のインド版『おぼっちゃまくん』の制作にも携わっている。また言論シンポジウム『ゴー宣道場』のシンポジウムを定期的に開催し、先日の参院選では猛暑の中、候補者の応援演説に立っていました。さらには『よしりんバンド』のボーカルとしてイベントで熱唱している。超人的な活動量ですよ」
そんな小林氏も、入院中の8月14日に「わしはもう人間として終わってるのかもしれない。尊厳死を考える時が来たようだ」とブログで吐露。みずからの“老い”を実感しているようなのである。
前出の出版関係者は「ブログを見るに、このところ小林氏の体調は決して芳しくなかったようだ」と前置きして、こうも話す。
「昨年の秋、小林氏は就寝中にベッドから落ちて右目を打ち、救急車で病院に運ばれて精密検査を受けた。このことについて『老化の証拠』と綴っていました。また首や肩が痛いともたびたび記している。長年、身体を酷使して働き続けているだけに、しっかりと療養してほしいところです」
早期の回復を祈りたい。
(塚原真弓)
