放送中の深夜ドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」(テレビ東京系)で男性妊夫・桧山健太郎を好演している斎藤工。坂井恵理氏による同名漫画が原作で、昨年4月よりNetflixで全世界配信され話題になり、1月5日深夜より地上波放送がスタートしている。
まれに男性も妊娠、出産する世界が舞台の今作は、広告代理店でバリバリ働いていた健太郎に突然の妊娠が発覚。堕胎を考えたこともあったが、自身が「男性妊夫」としてモデルとなった広告が大反響となり、一夜にして「時の人」になるというストーリー。
斎藤は高校時代からモデルとして活動するようになり、2001年の20歳の時に公開された映画「時の香り リメンバー・ミー」で役者としてデビュー。ブレイクしたのは2014年の33歳時に放送されたドラマ「昼顔」(フジテレビ系)だった。艶気のあるイケメン俳優として女性人気が急上昇したが、斎藤はその人気を「一時のもの」と断言し、地に足を着けた活動を続けた。
「今や斎藤のことをイケメン俳優と呼ぶ人は激減しています。今回、男性妊夫役というトンデモ設定に挑み、個性派俳優として完全に開花したと言えるのではないでしょうか」(女性誌記者)
2月13日にスタートするNHK夜ドラ「超人間要塞ヒロシ戦記」では、人間に見える要塞・ヒロシ(豆原一成)を指揮する艦長・トオル・マキシムを演じるというから、こちらにも期待せずにはいられない。