俳優の竜星涼が主演を務めるドラマ「スタンドUPスタート」(フジテレビ系)の不振を3月8日、ニュースサイト「デイリー新潮」が報じた。
「記事によると、3月1日放送の第7話の視聴率がプライム帯の連ドラとしては、ワースト1位タイ。そしてワーストタイだった昨年放送のドラマの裏ではサッカーW杯の日本対ドイツ戦が放送されていたので、事実上の水10史上ワーストなのだとか。もともと水10枠は何度も廃止と復活を繰り返し、復活のたびに日本テレビの水曜ドラマに敗れてきた苦い歴史があるそうですが、今回は昨年、竜星が出演したNHK朝ドラ『ちむどんどん』の影響もあるということです。竜星演じたヒロインの兄は、人柄はいいがお金にルーズという設定で悪目立ちし、そのイメージがドラマファンに根強く残り、今回のドラマで竜星は、人助けで金策に走る起業家を演じているものの“信用できない男”との刷り込みから視聴者が楽しめないのだとも指摘されています」(芸能記者)
ネット上では同記事について、「『ちむどんどん』での役は竜星涼さんには酷かった」「確かにあまりにもちむの役が酷すぎた」と納得の声も上がっているが、不振は別の理由を推測する声も多いようだ。
「不振の理由としては『フジテレビからこのドラマ枠を盛り上げようという感じが伝わらない』『裏のリバーサル・オーケストラが思った以上に人気だからでは』『脚本が悪い。役者はいいのにつまらなかった』といった声が占めていました。また、スタートアップ起業をテーマにした作品は昨年7月期に放送された永野芽郁主演の『ユニコーンに乗って』(TBS系)があります。似たようなテーマを短いスパンで持ってきたことで新鮮味がなかったことも原因かもしれません」(前出芸能記者)
少なくとも、“ちむどんどんの呪い”でないことを願うばかりだ。
(柏原廉)