「心配事の9割は実際には起こらない」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。ですが、恋愛をしていると「彼が自分を愛してくれているのか」と不安になってしまう人もいますよね。実は、その気持ちがあればあるほど、彼と別れる可能性が高くなってしまうのです。その理由を解説していきましょう。
■不安を抱くと相手に求めてしまう!?
不安な気持ちが強い人は、相手に愛情を示すような行動を求めてしまいがちです。例えば、「私のこと愛してる?」と頻繁に聞いたり「寂しいからもっと会いたい」と言ったり。もちろん、恋人同士であればある程度は許されるでしょう。でも、忙しい男性が彼女からの要求に毎回応えていれば、疲れてしまうのは目に見えています。実際に彼女を愛していたとしても、相手からの要求が過度であれば嫌いになってしまう可能性すらあるのです。
■不安な人は相手の態度もネガティブに捉える
不安な気持ちが強いと、相手の些細な行動をすべてネガティブな意味に捉えてしまいます。例えば、デート中に彼がため息をついたりスマホをいじったりしているだけで、「私と一緒にいるのは楽しくないんだ……」と思ってしまうのです。さらに状況を悪化させるのは、このように感じた結果、相手を非難するようなセリフを投げつけてしまうこと。彼に対する不満や怒りを感情的にぶつければぶつけるほど、彼の気持ちは冷めていってしまいます。
■愛してくれていると信じることが大事
彼のことを愛しているからこそ不安になるのも分かります。とはいえ、彼の気持ちを疑って不安になればなるほど彼から嫌われる行動をとってしまいやすくなるのも事実です。ですから、大好きな彼と長く付き合うためには、相手の愛情を信じることが重要なんですね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。