ついに本命が表舞台に飛び出るようだ。8月27日に放送された「あざとくて何が悪いの？」（テレビ朝日系）にて、歌手の鈴木愛理が10月から新MCに就任することが明らかになった。
同番組を巡っては、MC陣から田中みな実と弘中綾香アナが9月24日の放送をもって卒業することが7月末に報じられており、10月以降の新体制に注目が集まっていた。今回の発表により、山里亮太は今後も引き続きMCを続け、鈴木との二人体制になることが判明した形だ。
その鈴木はハロー！プロジェクトのアイドルグループ「℃-ute」にて13年間にわたって活動し、2017年に卒業。2018年にはソロで日本武道館公演を成功させるなど、アイドル業界では実力と人気を兼ね備えた大物としてその名を知られている。
だが世間一般に顔と名前が浸透しているとはまだ言い難い段階なのもまた事実。果たして人気バラエティ番組のMCが務まるものかと訝る声もありそうだ。そんな懸念に対して、鈴木の就任に大きな期待を寄せる向きも少なくないというのである。
「1994年生まれの鈴木は、同級生の豪華さでも知られています。彼女は芸能コースで知られる日出高校（現・目黒日大高校）の出身で、同級生にはアイドルや女優、アーティストや声優など、今を時めく人気者がズラリ。そのラインアップの豪華さは業界でも『1994年組』として一目置かれているほどです」（芸能ライター）
その顔触れはタレントの朝日奈央、ももいろクローバーZの百田夏菜子、放送中のドラマ「最高の教師」（日本テレビ系）で主役を務める松岡茉優、歌手としても人気を博す声優の日高里菜など枚挙にいとまがない。
ちなみに朝日、百田、松岡、日高の4人は昨年9月15日放送の「櫻井・有吉THE夜会」（TBS系）に同級生カルテットとして出演し、JK時代の写真を公開したことが話題になったものだ。
ほかにも鈴木の同級生にはアーティストの家入レオや元乃木坂46の能條愛未、元E-girlsの藤井萩花や重富真波ら芸能人がざっくざく。この面々が「あざとくて何が悪いの？」にゲスト出演してくれたらと思うだけでも、番組の盛り上がりが想像できるというものだろう。
「それに加えて鈴木自身は慶應義塾大学に進学したインテリアイドルでもあり、先任者の弘中アナとは学部こそ違うものの大学の後輩にあたります。父親はプロゴルファーとしてツアー8勝の実績を持つ鈴木亨で、母親も元プロゴルファーというスポーツ一家に育った経歴でも知られるなど、その引き出しは豊富。彼女がバラエティ番組のMCを務めたらどんな風になるのだろうかと、期待を寄せる業界関係者は少なくありません」（前出・芸能ライター）
5月4日放送の「あのちゃんの電電電波♪」（テレビ東京系）にゲスト出演した際には、ハロプロの厳しさについて「体育会系」「血が出るほど踊った」などと語り、あのちゃんを唖然とさせていた鈴木。この調子で「あざとくて何が悪いの？」でも、視聴者を驚かせてほしいものだ。
