初対面の人と会話をするとき、「この人なんだか話しやすいな」と感じる人と、「なんとなく話しにくいな」と感じる人がいませんか? この差って何なのでしょうか。そして、相手に話しやすいと思ってもらうにはどうすればよいのでしょうか。
■話しやすいと感じる人が会話中にしていること
「この人とは話しやすい」と感じる人をよく観察してみると、相槌やうなずきなど、反応をたくさんしてくれていることに気付くと思います。実は、これこそが“話しやすさ”の正体なんです。
心理学の実験では、相手がうなずきや相槌などの反応をしてくれない場合、話す内容が半分程度になったという結果もあります。逆に、頻繁にうなずいてくれている人の前では、「もっと話したい。話していて楽しい」と思えるはずです。
■話しやすい人になるにはどうすればいい?
もうお分かりのことと思いますが、相手に「話しやすいな」と思ってもらうためには、相槌やうなずきなどの反応をたくさんすればよいのです。もちろん、話している相手の目を見たり、ときには「へぇ~!」と驚いたり、笑ったりすることも大切ですよ。
話下手な人にとっては、自分が話さなくてもうなずきや相槌だけで相手がたくさん話してくれるなら、それは大歓迎ですよね。
また、気になっている人と「親密になりたい」としましょう。まずは、会話が弾むことが重要ですよね。その第一歩として、「話しやすい人だな」と思われるのは“あり”ではないでしょうか。話しやすい人はデートに誘ってもOKがもらえる確率が高いと考えるため、男性からのお誘いも増えるかもしれませんよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。