中条あやみ“英語と関西弁のバイリンガル”が繰り出す摩訶不思議な実家での会話

 女優の中条あやみが初めて翻訳を行なった書籍「大切なことを教えてくれる 星の王子さまのことば」が12月6日に発売された。

 本書のベースとなっているのは、フランス人の小説家・アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作で、世界各国で親しまれている「星の王子さま」。1943年にフランス語の原書と同時に発売されたキャサリン・ウッズ訳の英訳版をもとにした名言集だ。「星の王子さま」は、中条自身も子供の頃からの愛読書であるという。12月4日に配信された「日テレNEWS」のインタビューで「私自身、イギリス人の血が入っていて、まわりの子供たち、同じクラスの子だったりとかと、ちょっと感覚の違いというか文化の違いもあって、“ちょっとみんなとは違うな”というのが子供の時にあって」「私は当時図書室に行くのが好きで、その時に出会ったのが『星の王子さま』。自分が共感できる一節とかもあったりして、“こういう価値観って共感できる言葉があるんだ”ってその時に思って」と語っている。

 イギリス人が身近な環境であっただけに、英語も堪能な中条。しかし日本語はコテコテの関西弁で、実家では摩訶不思議な会話を交わしているという。

「2013年に取材を受けた『週刊アスキー』で中条は『父は英語で話して、私は関西弁で返してます。それでお互い通じてます(笑)。日常会話程度のリスニングは結構できますね』と語っていました」(芸能ライター)

 中条は、来年公開予定の映画でもコテコテの関西弁バトルを披露する。

「中条は来年の4月に公開予定の映画『あまろっく』で、江口のりことW主演。『あまろっく』は兵庫・尼崎を舞台にした喜劇で、笑福亭鶴瓶も出演。関西出身の3人家族が笑って泣かせるストーリーとなっています」(芸能記者)

 中条は理不尽なリストラを受け、39歳にしてニートとなった優子(江口)の父・竜太郎(笑福亭鶴瓶)が連れてきた20歳の再婚相手・早希を演じる。この年齢差が逆転した若い義母と、年上の娘の軽快なトークバトルが大きな見どころとなっている。

 英語と関西弁のバイリンガル・中条がどんな関西弁を披露してくれるのか。今から楽しみだ。

(窪田史朗)

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