「なぜか自分に仕事が集まってしまい、自分だけが大変な思いをしている気がする……」と思うことはありませんか? 我慢ばかりでは改善しませんし、モチベーションを維持しにくくなってしまいます。チームや相手にかかわる仕事は、次のようにバランスを取ってお互いの負担を調整できるようにするのがオススメですよ。
■自分のタスクは“すぐに”始める
連携する相手がいる仕事では、誰かが止めてしまうと進まなくなり、確認が必要になったり期限ギリギリに大変な思いをしたりすることもあります。そのため、自分に来たバトンはすぐに完了してパスできるように意識しましょう。期限だけでなく、相手がいるかどうかを判断して優先順位を決めていくと、仕事だけでなく、チームや相手との関係性も円滑にしやすくなります。
■断る・相談する基準を決めておく
受け取る業務があまりにも膨大で、間に合いそうもないのに我慢して受け取って無理に進めた挙句、結果間に合わず周囲の人に迷惑をかけてしまう……のでは、仕事の進め方としては不合格。そうならないためにも、受け取った時点でざっくりとしたスケジュールを立て、無理がある場合はすぐに相談することが大切です。「早く言ってくれればよかったのに……」を防ぎ、お互いに心地よく仕事を進めるために、自分のできる範囲を明確にしておきましょう。
■自身の状況を発信する
自身が抱えている仕事がどのくらいあり、その進捗や受け取れる余地がどのくらいあるのかを発信できていると、お互いに仕事の相談がしやすくなります。チームであればそれぞれの状況を“見える化”できるように仕組みを作ると、仕事の割り振りや相談がしやすく期限も決めやすくなります。
仕事を自分の手元で滞らせず、スムーズに連携や相談ができる状況にしておくと、いざというときに相談しやすく、相談してもらいやすくもなります。自分が我慢してすべてを引き取るのではなく、チームとして上手にシェアできる仕組みを作って、お互いに心地よく仕事を進められるようにしてくださいね。
(Nao Kiyota)