この前まで酷暑だったのに、なんかいきなり秋。いきなりの気温急降下で、「これまでは冷たいとか辛いとか、サッパリとかの味ばかり求めてきたのですが、まったりしたものも食べたくなってきた~」ということで、今回はカルディで売っている“ちょっとだけ和を感じる”パスタソース3つを食べ比べてみました。
まずは「味噌カルボナーラ」3食入り278円。袋にも書かれているように、茹でたパスタに和えれば味噌風味のカルボナーラになるというもの。袋の中には粉末ソースと香味オイルが3袋ずつ入っていて、これを茹でたてのパスタに混ぜれば完成です。
粉とオイルなので結構しっかり目に混ぜないと、カルボナーラ感のあるトロッとしたソースにはならない。そして、味噌でカルボナーラなんだけれど、なぜか香りはチートス……。美味しい。美味しいけれど、なんか不思議なパスタソースです。
袋の裏には「うどんでもおすすめです」と書かれているので、残りの2袋は冷凍うどんで和えてみようかなぁ。味噌よりもチーズ感を感じるソースでした。
そして「さばのレモンソース オリーブオイル仕立て」181円。開けてみると、小ぶりな鯖の身がコロコロ入っている。ほぼイワシサイズだけれど、これくらいの方がパスタに和えるのにはちょうどいいのかも。
これは、湯煎またはレンジで温めた後、茹でたパスタとフライパンで1分ほど炒めて完成というもの。レモンの香りがちょっと強め?だけれど、サバの旨みもちゃんとしているし、「さすがハゴロモフーズ」といえる美味しさです。
「マー油の和風パスタソース」2袋入り150円は、ラーメン店などで見かける、ニンニク入り焦がし油“マー油”のパスタソースです。茹でたパスタに和えるだけ。原材料に醤油や昆布エキスなどが入っているので和風ってことなんだろうけれど、食べた感覚は“褐色のペペロンチーノ”。和は遠くにいる。いるけれど、そこまで主張はしていない。ニンニク焦がし油の方がガッツリ主張しています。
なので、「パスタよりもこれ、中華麺の方が合うのでは?」と一瞬思ってしまいます。そもそもラーメン店でマー油がかかっているスープは飲んでいても、マー油だけを味わう、ということがないのである意味斬新。でも、印象は褐色のペペロンチーノです。パッケージにあるイメージ写真のように、カツオのたたきとかキノコとかネギとか、具をいろいろ入れてみると印象は変わってくるのかも。
ということで、味噌なのにチーズの香りとか、サバだけどサイズがイワシっぽいとか、マー油だけどペペロンチーノとか、なんかそれぞれツッコミどころがあるけれど、なんだかんだいって美味しかったパスタソース。どれも麺を茹でさえすればすぐできるので、ズボラ飯用にキープしておくのもオススメですよ!
(ロドリゴいしざわ)