女優・唐田えりかが月9ドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)に“ステルス出演”していたとして、視聴者の間で驚きのリアクションが広がっている。2020年1月に俳優・東出昌大との不倫が報じられた唐田は、レギュラー出演していたドラマや専属モデルを任されていた雑誌など、あらゆる仕事を失い、女優としての活動から2年近く遠ざかっていた。
その後、22年11月公開の映画「の方へ、流れる」で3年ぶりの主演を務めると、今年9月配信のNetflixシリーズ「極悪女王」では、女子プロレスのカリスマ・長与千種という大役を熱演。徐々に女優業への復帰が叶いつつある中、11月25日放送の「嘘解き―」では、脇役での出演ながら演技で存在感を見せつけ、すぐに唐田えりかだと気付く人も続出した。
「昭和初期を舞台にしたドラマの27日放送の第8話では、どんな嘘でも見抜くことができる探偵助手・浦部鹿乃子(松本)が駅で着物姿の女性から汽車賃を貸してほしいと声をかけられるも、その女性が寸借詐欺をはたらいていることを見抜くというシーンがありました。女性は、鹿乃子から詐欺をやめるように説得され、涙を流すという展開で、その着物姿の女性詐欺師を演じたのが唐田だったんです。丸いメガネをかけ、昭和時代の衣装とメイクだったので、普段のイメージとは異なるものの、ネットには放送中から『嘘解きレトリックに唐田えりかちゃん出てきたぞ。びっくりした』『やっぱり唐田えりかだ!詐欺の役か』『突然現れた』などの反応が散見。『極悪女王』では当時の長与千種を再現すべく、実際に丸刈りにして体重を10キロ増やした唐田ですが、この日は数分間の登場ながら、顔はシャープに戻り、着物を着こなす艶感も放っており、『もう極悪女王の面影ないぐらいに体型戻ってて、やっぱなんだかんだ女優ってすげぇやと思った』『すごい美人なのはたしか』と感心する人もいました」(テレビ誌ライター)
唐田は今回の月9登場を公式インスタグラムで告知しておらず、ファンですら知らされていない半ば“ステルス出演”状態に。現在も4年前の不祥事を咎める声は一定数あるものの、騒動後初の地上波ドラマに復帰できたことは、本人にとっても大きな前進になったのではないだろうか。
(木村慎吾)