12月20日に木村拓哉が「それSnow Manにやらせて下さい3時間SP」(TBS系)に出演し、発言したことがネット上をザワつかせている。
木村は、事務所の後輩・ラウールから“事務所を辞めなかった理由”について問われると「自分だけでできている仕事じゃない。ファンの人がいてくれてオレら初めて成立してる」と、ファンのために独立しなかったと答えた。
これに対し、SMAPのファンと思しき視聴者からは、ネット上に、こんな声が上がった。いわく、「木村拓哉が人望のある人間なら、SMAPの他のメンバーが彼についていくはずだと思うのですが、誰1人彼と行動を共にしていませんよね」「長年お世話になっていたのは、退社に追い込まれた元マネージャーであり不遇な時代から黄金期まで共に戦ったメンバーのはずなのに、それは一言も出てこない。それなのに1人だけSMAPの曲歌って、すごく違和感ある」「今更綺麗事言ってもただ一人残ったことは事実。結局は保身だよね」「これって、聞きようによってはやめていった人を責めてるようにも受け取れる。所属事務所を変わった人がファンを蔑ろにしてるかって言ったらそれは違うと思う」
要は、SMAPがバラバラになったのは、木村が足並みをそろえなかったからで、ファンを大切にしているとは思えないという意見が目立ったのだ。
「木村は1996年に初の個人写真集を出しました。これに事務所はノータッチで、制作には木村の親族が関わっていました。この時、業界内では“木村の独立を阻止するための苦肉の策”だったと噂されています。木村サイドとしては『あすなろ白書』や『ロングバケーション』(いずれもフジテレビ系)で、人気があるにもかかわらず、ギャラが安いことに不満があったようで、独立も視野にあったようです。そこで、写真集の収入をすべて制作側に差し出すことで、独立を阻止したと言われています」(ベテラン芸能記者)
この時に、事務所の対応に感謝した木村が、その後、独立を口にしなくなったともされ、木村にはいろいろな思いもあったようだが、SMAPファンの一部のネット民からすれば“SMAPファンを蔑ろにしておきながら、何言ってんだ?”ということなのだろう。