日本時間1月22日に発表されたイチローのアメリカ野球殿堂入り。イチローは2001年シーズンにオリックスからマリナーズに移籍。メジャー一年目にして首位打者、盗塁王のタイトルを獲得する大活躍を見せ、新人王とシーズンMVPにも輝いた。
メジャー通算3089安打、10年連続200本安打などの実績から殿堂入りが確実視されていたイチロー。野手として初となる満票こそ逃したものの、資格初年度での殿堂入りを果たした。
同日、MLB専門チャンネル「MLBネットワーク」の取材に応じたイチローが「感謝の気持ちを伝えたい人物」として挙げたのが妻の弓子さんだった。
「元TBSアナウンサーの弓子さんはイチローと1999年に結婚。フリーアナとしては活動せず、イチローを献身的に支え続けてきました。料理の腕はプロ顔負けで、夫のコンディションに配慮した食事を毎晩作っていたそうです」(スポーツライター)
イチローを追った「プロフェッショナル仕事の流儀」(NHK)などを除き、メディアに露出しないことから、日本でも謎めいた存在となっている弓子さんだが、彼女を巡り「誤情報」が流され続けているという。
「10年以上前から、ネットのまとめサイトなどでは『弓子夫人は凄腕の投資家』『100億円の不動産ビジネスを手掛けている』といった内容の記事が散見されますが、あれはまったくのデマなんです。イチローの資産会社の仕事を手伝ってはいるものの、凄腕投資家としての側面は一切ない。イチロー自身が取材で否定しているにもかかわらず、いまだに誤った情報が拡散され続けています」(前出・スポーツライター)
いったい誰が言い出したのか。
(塚原真弓)
