1月24日からスタートした広瀬すず主演ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系)に「これからもっと面白くなりそう」「今後の展開が気になる」など、期待する声が多数あがっている。この作品は竹野内豊主演のドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)の原作マンガと同じ浅見理都氏による同名マンガが原作。現在まだ連載中のため、ドラマオリジナルの展開もあるのではないかと、ここでもまた期待する声が聞えている。
第1話では、主人公の心麦(広瀬)の父親・山下春生(リリー・フランキー)が殺害され、自宅に火を点けられるのだが、その犯人とされる遠藤友哉を誰が演じるのか、放送前は明かされていなかったため、成田凌が演じていることがわかった瞬間に、「X」上では小さな「成田凌祭り」が起きた。
クセの強いキャラを演じさせたら右に出る者はいないほどのリアリティをまとう成田は、今作でもそのパワーを遺憾なく発揮している。しかしネット上では「なぜ成田が友哉を演じることが放送前は伏せられていたのか」について、かつての交際疑惑を思い出した人がかなり多いようだ。
このドラマの主演女優である広瀬が18歳で、成田がまだ23歳だった2017年元日のスポーツ紙に、渋谷付近のコンビニに2人でいる写真が掲載されたのだ。2人は16年秋頃から同じコンビニで目撃されていたが、双方の事務所は交際を否定。2人は15年1月期放送の広瀬が初めて連ドラ主演した「学校のカイダン」(日本テレビ系)で初共演していた。
今でこそ結婚して落ち着いた成田だが、当時は「共演者キラー」と呼ばれるイケイケ時代だったため、多くの人々が「あの2人は絶対につき合っていた」と妙な確信を持っていたことをよく覚えている。今では広瀬にも山崎賢人という恋人がいるし、成田は昨年12月29日に結婚したばかり。世間から過去のことをとやかく言われたくない2人の共演は、放送日まで伏せられていたのではないかとする声がネット上にはかなり多いのだが、私も同意見だ。
何はともあれ、成田演じる友哉の「クジャク…」とたったひと言だけのセリフで視聴者をゾクゾクさせる演技力には、期待していて良いと思う。
(森山いま)