1月26日放送「日曜日の初耳学」(TBS系)に放送中の主演ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系)の番宣で出演した広瀬すずが「きれいになった」と注目されている。
同番組に出演したのは2年半ぶり。その時は松坂桃李とW主演した映画「流浪の月」の番宣で出演したのだが、映画の内容がシリアスだったことも影響していたと思うが、「自分発信の感情が出てこない」と悩みを明かし、表情も明るくなかった。仕事ばかりで疲れているんだろうな、自分でいる時間より役でいる時間のほうが長くて、自分が消失してしまったような気持ちに陥っているのかなと心配になったことを覚えている。
ところがどうだろう。この日の広瀬は内側から光を放ち、「食べることが好きなんです。麺類と揚げ物が好きで。必ずどっちかは毎日食べます。撮影が早く終わったら串焼き屋さんに行ってめちゃめちゃ食べるっていうのがストレス発散で」「シメにそばとかうどんを食べて…。だからいつも(ウエストがきつくなるのでウエストの)チャック開けて帰ってます」「大人になって、何も我慢しない、やりたいことをやる、“楽しい”を一番優先にできる環境になってきたから楽しいのかも」と輝く笑顔を見せていた。視聴者も、広瀬の変化に気付いた人は多く、ネット上で「本当に明るく軽やかになった」と評判になっている。
この広瀬に対する評判と同じ声があがっているのが、1月20日放送の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)に出演した光浦靖子だ。光浦は2021年7月からカナダのバンクーバーに留学。この時50歳だった光浦の決断に世間からは心配の声が少なくなった。ところが帰国するたびに「どんどんきれいになっていく」「カナダ留学は大正解だったね」とする声が相次いでいる。前出の「おしゃれクリップ」に出演した光浦は、肌の色つやもよく、とても楽しそうにカナダ生活を告白。ナイトマーケットでアルバイトをしながら、誰もが認める手芸の腕前を活かしたワークショップを開催したり、映像作品のエキストラをしたり、それでも足りない分は貯金を切り崩していると明かしていた。日本とカナダとの一番の違いは、「物理的に広いことは、大きな心の余裕につながることもあると思う」とし、「ちょっとしたことを『しゃあない』って思うことが上手になったかもしれない」と自身の変化に言及する光浦の表情は、明るく屈託がなかった。
広瀬が言っていた「我慢しない」「やりたいことをやる」「楽しいを最優先させる」は、光浦にとっての「カナダ留学」だと思う。その結果、光浦も広瀬と同じく内側から光を放っているような美しさを手に入れているのだから、これはちょっくらマネさせていただこうではないか。
(森山いま)