この春、小学校に入学するお子さんがいる家庭では、今頃はその準備に大忙しではないでしょうか。でも、できればまとめて準備をしてしまいたいと購入した結果、すぐには使わなかったり別のものを買い直さなければならなかったりして、後悔することがあるのが入学準備の“あるある”のようです。家庭の方針にもよりますが、次のようなものは焦って買わないほうが、子どもにぴったりのものを用意してあげられるかもしれませんよ。
■学習机
小学校に入学するなら「自学ができるように学習机を」と考える方が多いと思いますが、入学してからしばらくは宿題をするのに親のサポートが必要なこともあります。親がしっかり確認できるようにリビングで学習させたいという場合はなおさら、専用の学習机はすぐには使用しない可能性が高いです。お気に入りのものが見つからない場合やしばらくはリビング学習のみで進めたい場合は、ゆっくり吟味して必要になったときに購入するのも一案です。
■教科書やランドセルの収納棚
ランドセルをどこに置くようにすると身支度がスムーズか、またどのくらいの教科書や荷物を管理することになるかは、実際に通い始めないと見えてこない部分も多いです。今あるチェストの上に置くのがラクだと気付いたり、持ち物の量は時期や学年によって変化していったりもしますので、どこにどのくらいの大きさの収納棚が必要か、または不要かを通いながら検討しても遅くはありませんよ。
■文房具やノート
鉛筆や消しゴム、筆箱、ノートなどの文房具は、子どもが欲しいと言ったものを言われるがまま買い揃えてみた結果、いざ通い始めると「キャラクターものはNG」などの学校のルールや指定があることが分かり、購入したものが使えないということもあります。学習に必要な持ち物は、学校からの説明を待ってから揃えたほうが失敗を防ぎやすくなりますよ。
準備ができないまま入学が迫ってしまうのもドキドキしてしまいますが、あまり早く準備し過ぎても後悔してしまうケースがありますから、必要かどうか、どんなものが合っているかをしっかり確認してから購入するのがオススメです。入学前に確実に揃えなければならないもの以外は、登校や学習をサポートしながら見極めていってはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)