最近はどの職場も人手不足で仕事が回らず、何かとしわ寄せがきている人も多いと思います。中には、ギリギリの綱渡り状態で仕事をこなさなければならないこともあるのではないでしょうか。
そんな仕事場でのリアルな実態が分かるアンケート調査結果があります。人材総合サービスを展開するスタッフサービス・ホールディングスが先日公開した新CM「つな渡り」篇・「たらい回し」篇にちなんで2025年1月に実施、全国在住20~59歳の働いている男女640人を対象にした『令和の働くに関する実態調査』では、危険やリスクを感じながら仕事を進める「つな渡り」を感じたことがあるという人は58.0%にも上っていました。
具体的なシーンとして、「納期ギリギリで飛行機に乗って自ら商品を運んだ(20代女性)」「とにかく忙しく全てに人が足りない(30代女性)」「社員数が少ないので納期ギリギリの対応になることがある(40代男性)」などの回答があり、“ギリギリ”が生じるのは主に人手不足が大きな原因となっていることが分かりました。
同調査では、「今の職場で人手不足を感じている」と回答した人が70.3%にも上っていて、どの職場も綱渡り状態は多かれ少なかれあるようです。ネット上の掲示板やSNSでは、「夜勤明けでそのまま日勤に入ってる人がいる。うちの職場やばすぎ」「こないだ風邪で休んだんだけど、人が足りなすぎて納期に間に合わなくなってた」などの声もあり、過酷な実態もあるようです。
また、同じ会社内でも部署によってギリギリ感は異なるようで、「隣りの部署は定時上がりで楽しくおしゃべりしているのが聞こえる! こっちは毎日残業でしゃべる暇もなくてつらい……」との声もありました。
人手不足はどこもかしこも深刻なようですね。そのギリギリ感に耐えられないと感じたら、たまには休みを取って自分を労わってみたり、ゆっくり時間を取ってホワイトな職場への転職を考えてみたりするのもよいかもしれませんね。