3月28日、バラエティ番組「それSnow Manにやらせて下さいSP」(TBS系)が放送された。同番組の内容が、一部K-POPファンの間で物議を醸している。
「番組では今回、人気企画『ダンスノ完コピレボリューション』の特別編として『第2回完コピダンスグランプリ』を放送しました。この企画は、これまで番組で披露されたSnow Manメンバーやゲストの完コピダンスを、EXILE・NAOTO、TRF・SAM、BLACKPINK・LISAなどトップアーティストたちが審査。そして、それぞれの投票によるランキングが発表され、最終的にSnow Man・ラウールが第1位に輝きました」(芸能記者)
今回、1位に選ばれたラウールのダンスについて、審査員のSAMは「世界にダンサーとして出ていけるレベルだと思います。僕はダントツでラウール」と大絶賛。さらにLISAも「足の動きがすごく早い。スゴいなと思いました。天才ですね」とベタ褒めし、これを聞いたラウールが「結婚したいってこと?」と、あまりの絶賛っぷりに冗談を言う場面もあった。
そんな中、ある審査員のコメントがSNS上で拡散されているという。
ラウールは今回、BTS・ジョングクの楽曲「Standing Next to You」のダンスで1位を獲得しました。その審査の中で、SMAPの振り付けを担当したことでも知られるダンスアーティストのケント・モリ氏は「本人(ジョングク)の隣で踊った場合、1歩間違えたら勝っちゃうんじゃないかな(笑)」とラウールのダンスを絶賛。すると放送後、SNSではジョングク側を下げるような表現の審査コメントに一部BTSファンの間で反発の声が広がったのだ。
「中には、かなり強い調子のものも見られましたね。具体的には、『ケント・モリの発言、本当に許せない。OKを出した番組もオリジナルへのリスペクトがなさすぎるし誰も幸せにならない』『“本人に勝っちゃうかも”って、すごくムカついた。ラウールさんは本当に素晴らしいダンサーだから言いたくなる気持ちもわかるけど、BTSファンの気持ちも考えてほしい』『審査員の一言不快すぎた。本家に敬意払えないなら曲使ってほしくない』などと、怒りの声が相次いだんです」(前出・芸能記者)
これまで様々なアーティストのダンスを「それスノ」で披露してきたSnow Man。今回もその高い再現度と表現力が話題を呼んだが、審査コメントの一言が波紋を広げてしまったことで、番組側の“リスペクト”のあり方が改めて問われることとなったようだ。