突然ですが、「愛」って何だと思いますか? この言葉って非常によく見聞きしますが、形がないためになかなか共通認識として持つのが難しいですよね。そこで今回は、“愛のカタチ”6種類を紹介していきましょう。
■愛のカタチには6種類ある!?
愛のカタチについて、カナダの心理学者であるジョン・アラン・リーが提唱した「リーのラブスタイル理論」というものがあります。これによると、愛は6つの種類に分けられるとされます。
エロス→情熱的な愛
ルダス→ゲームのような遊びの愛
ストルゲ→友だちのような愛
プラグマ→実用的な愛
マニア→偏執的な愛
アガペ→愛他的な愛
さて、あなたが感じる愛情とはどの愛に属していますか?
■満足度が高いのは“エロス”!?
この6つの愛の中で、満足度が高いとされるのが“エロス”です。相手を運命の人だと感じる愛情のことで、一目惚れなどもこれに属します。とはいえ、誰もがどれか1種類の愛情しか持っていないわけではありません。実際にはこれがそれぞれ複雑に重なり合って、自分の愛のカタチが出来上がっているはずです。
■エロスとエロスの愛が一番上手くいく!?
恋愛での相性も、この愛のカタチである程度は予測できるでしょう。例えば、お互いに遊びの愛だと思っていればいいですが、どちらか一方がエロスでは長くは続かないでしょう。そう考えると、情熱を持ってお互いを運命の人だと感じられるエロスとエロスが、一番恋愛に向いているといえるかもしれませんね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。