今回は、ドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)に出演中の俳優・田辺誠一さんと、その妻であり同じく俳優の大塚寧々さんについて占ってみたいと思います。結婚20数年、円満な家庭を築いている2人。そんな2人も、もしかすると口には出さない想いを抱いているかもしれません。今回は「秘めた想い」に焦点を当て、深読みしていきます。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。では、さっそく2人のホロスコープを重ね合わせ、相性を占っていきましょう。
まず、大塚寧々さんのホロスコープを見たとき、「典型的な双子座だなー!」と感心しました。それくらい、大塚さんは双子座的要素に満ちていたのです。具体的に解説していきましょう。大塚さんは、太陽、水星、金星、火星が双子座。性格の大部分を決めると言われる太陽、知性や言語、コミュニケーション、仕事などを表す水星、愛情を象徴する金星、情熱や性愛、行動力などを意味する火星といった、主要な星がすべて双子座にあるのです。そのため大塚さんは、「双子座的要素のきわめて多い、典型的な双子座」ということができるでしょう。
双子座は頭の回転が速く、弁舌得意なコミュニケーションの達人。新し物好きで流行に敏感でもあり、時代の最先端を歩いていたいと思うタイプでしょう。「カッコ悪い」「ダサい」と見られることを何より恐れ、常に都会的でおしゃれな人であろうとします。また、好奇心が強くフットワークも軽いので、興味の対象がいっぱい。「これは何だろう?」と思ったら、そのままにしておけません。すぐに調べ、ときには自分の足で現地まで行って確かめようとするでしょう。そんな双子座は明るくて知性に富んだ、魅力的な人物といえます。さらに、器用だし柔軟性もあるので、どんな状況や相手にも合わせることができるでしょう。
ただし欠点もちらほら。飽きっぽくて物事を途中で放り出すこともしばしばあるのです。社交的で交際範囲が広いけれど、表面的な付き合いになりがちな面も。その場限りの適当な嘘をつき、後で自分が困る場面も多いようです。
さて、田辺さんはどうでしょうか。太陽が牡羊座、つまり牡羊座生まれで水星も牡羊座。2人の太陽と水星は60度という「友好的な角度」なので、問題ありません。そして田辺さんの月は双子座で、大塚さんの水瓶座の月と抜群の相性である120度を形成しています。ここだけ見れば最高なのですが、田辺さんの火星が魚座にあるため、大塚さんの水星、火星とは「摩擦と葛藤」の90度。ここからわかるのが、大塚さんの言葉を田辺さんが口うるさく感じ、時折、感情をぶつけたくなったりするということです。特に火星同士の90度は、派手なケンカに発展しやすいでしょう。田辺さんにしてみれば、「普段は仲良くできるけど、もう少し口を慎んでほしいなぁ」といったところではないでしょうか。”
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に『ABOAB型人間の頭の中』(青志社)、『どうしてあの人に勝てないの? ~ひとつ前の星座でわかる、あなたが<勝てない人>』Kindle版、最新刊『”ダメな恋”から抜け出せないあなたへ 恋の呪いを解く新法則: どうしてあの人に惹かれるの?~8番目の星座でわかる、あなたが<弱い人> 12星座力学の秘密 』Kindle版(いずれも西瓜社)など多数。