仕事でプレゼンテーションをする機会ってありますか? 人前で話すのが苦手な人にとって、プレゼンはかなりの緊張感を伴うものです。でも、相手の印象に残るプレゼンをしたいのなら、話のうまさはそれほど重要ではないんです。詳しくみていきましょう。
■プレゼンでは話術よりジェスチャーが重要!?
プレゼンテーションで重要なのは、説明のうまさやスライド資料の分かりやすさだけだと思っていませんか? もしそうなら大事なことを忘れています。それが“ジェスチャー”です。
心理学の実験によると、プレゼンで新規顧客を取りたい場合は「ジェスチャーを多く使った人の方が成功しやすい」ということが分かっているのです。
■人は動くものに関心を寄せやすい!?
ジェスチャーが効果的なのは、「人は動くものに注目しやすい」という本能的な性質から説明ができます。
日常生活でも、動いていないものより動いているものを目で追ってしまうのはよく分かりますよね。そのため、ジェスチャーをたくさん使うと注目を集めやすく、相手の関心を引けるのです。
さらに、ジェスチャーを多く使ったプレゼンテーションの動画の方が、見た人の記憶に残りやすいという実験結果もあります。
■緊張していても身振りは大きめで!
プレゼンでは内容も大事ですが、どう見せるかを考えることも重要です。自信がないとオドオドしてしまって用意した原稿を読むだけになってしまいがちですが、ぜひ大きな身振り手振りを入れるようにしてみてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。