大御所相手にも忖度なし!お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志をめぐる、モデル・長谷川ミラのストレートな物言いに様々な反応が集まっているという。
長谷川は4月28日放送の「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)で、現在活動休止中のダウンタウンが今夏にも独自の動画配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」をスタートさせるというニュースについて、「ものすごくショックというか、えっ!?と驚いたので、(松本の)勝手ですけど」と前置きしつつ、「記者会見とか、もう少し説明がほしい」とコメント。 2023年末に週刊文春が報じた女性トラブルについて、一度も公の場で説明をしていない松本のスタンスに対し、率直な意見を口にした。
また、「テレビ以外で出演されるなら、どうぞご勝手に、というか。テレビはスポンサーがいて、YouTubeで選択する時代(なので)」と、テレビとネットメディアの違いについて触れ、視聴者が見たいものを選ぶ時代になったと語る。
さらに、松本がテレビではなく配信を選んだことで、“メディアなどの表舞台から消えるのは寂しい”との声が上がっていることには、「表舞台がどこになってるのか、テレビが表舞台なのかな?っていう」と述べ、テレビでの復帰にこだわる風潮には一石を投じていた。
「『旬感LIVE とれたてっ!』は吉本興業でダウンタウンと同期にあたる盟友のハイヒール・リンゴを始め、ブラックマヨネーズ・吉田敬、小籔千豊、メッセンジャー・黒田有らが曜日別レギュラーを務めており、この日は月曜レギュラーのリンゴが出演。そんな中で、しっかりと松本に“会見をするべき”だと提言できるのは、コメンテーターとして覚悟がいるものだったはずです」(テレビ誌ライター)
長谷川といえば、昨年11月に松本が文芸春秋への訴えを取り下げた際の謝罪コメントで“女性の中で不快に思われた方々がいらっしゃったなら、率直にお詫びします”とするニュアンスを含ませたことにも、「めざまし8」(フジテレビ系)で「このコメントを見て、私はシンプルに心からものすごく反省をされてるわけではない(と感じた)。まぁ、揚げ足取りになってしまうかもしれませんけど、“心を痛められた方がいたのであれば”って。こういう書き方、本当に必要だったのかな?とか」と発言。さらに「(複数の女性とホテルのスイートルームで)こういった飲み会をされていた方が、今後、テレビに出られるってなった時に、シンプルに自分はそのチャンネルを見続けられるのかってなった時に、ちょっと難しい。複雑な心境になるのは事実です」と、芸能界復帰の可能性への違和感を吐露したものだった。
「当時から『切れ味抜群で忖度しないのが素晴らしい』と好評を得ていました。ただ、今回の発言には松本の復帰を待ち望む層や一部ネット民からは『会見会見って言うけど、裁判で手打ちになったんだから、会見ではほとんど答えられないことばっかりで意味ないと思う』『出たよ、会見大好き人間。ひたすら会見を欲しがり、自分の思うような言葉が得られないと説明になってないとか言い出し、アラを探して叩くことを繰り返す』などの反発も上がっていましたね」(前出・テレビ誌ライター)
いずれにせよ、松本の地上波復帰には賛否が上がるのは仕方がなく、だからこそ、スポンサーを必要としない配信という選択肢を選ぶことになったことには違いないだろう。
(木村慎吾)