【ラストマンSP】大人の女性を困らせた「スーツ姿の大泉洋“心太朗”が時々カッコよく見える件」
12月28日放送の「完全新作スペシャルドラマ ラストマン―全盲の捜査官―FAKE/TRUTH」(TBS系)で犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗を演じる大泉洋に意外な声があがっているようだ。
今作は2023年4月期に連ドラとして放送されて人気を呼び、12月24日からは「映画ラストマン‐FIRST LOVE‐」も公開されているほどの「ラストマン」シリーズ完全新作SPドラマ。そのため主役の皆実広見を演じる福山雅治と、その皆実とバディを組む護藤心太朗を演じる大泉洋は、年末のTBSで番宣に励んでいる。
福山演じる事件を必ず終わらせる最後の切り札=“ラストマン”と呼ばれる全盲のFBI捜査官・皆実と、2年前に放送された連ドラで「実の兄弟」だと判明した「シンディー」こと心太朗の軽妙なかけ合いはスペシャルドラマでも健在で、2人が役を越えて信頼し合っている様子が伝わってくることもまた、この作品の魅力だろう。
実は連ドラ中にも指摘する声はあがっていたのだが、この作品でネイビーのスーツを着こなし、敏捷な動きでピストルを構えたり、時には鋭い目をして撃ったりする大泉演じる心太朗が、「時々とてもカッコよく見える時があって困る」という声が、今作の放送中からネット上にあがっているのだ。
世間の「共通認識」として、「福山はカッコいいが、大泉はそうでもない」というものがある。これはつまり、皆実を演じる福山がカッコよく見えても、それは「当たり前のこと」。しかし大泉がカッコよく見えると「あれ?」と疑問が生じてしまうのだ。「大泉はそうでもないはずなのに、カッコよく “見えてしまった”」と戸惑う自分と向き合うことになるのだ。
「大泉って福山と並んで立ってても見劣りしないんだな」「大泉って福山と同じくらいスーツが似合うんだな」といった事実を再確認したり、あまり見たことがない真剣な目つきで銃撃戦を演じていたりすると「ち、ちょっとヤダ、大泉洋がカッコいい…!ってワタシ今、大泉洋のことをカッコいいと思った?え?このワタシが大泉洋を?」と、心の声をネット上で呟くことになるのだ。
今作の「FAKE/TRUTH」では、心太朗(大泉)の出番は多くなかったものの、ピストルを構えながらサッと柱の陰に身を隠したり、皆実(福山)との連係プレイで銃撃戦をこなしたり、元カノで同僚の佐久良円花(吉田羊)のことを普段は「佐久良」と呼んでいるのに、危険な目に遭っていると知った瞬間「円花」と呼んでしまったり、カッコよく見えるシーンが多かったため、ネット上には「大泉がカッコよく見える時があって困る」という声が多発する事態となっている。
冒頭シーンで皆実がピアノを演奏し、心太朗がマイクを持って「残酷な天使のテーゼ」を歌唱している姿にさえ、「ヤダ、歌う大泉がカッコよく見える!」という“戸惑いの声”があがっていたから、大泉の舞台経験で鍛えた運動能力の高さが「カッコいい」につながっているわけではないようだ。
大泉はなぜカッコよく見える時があるのか。2026年の研究テーマの1つにしたい。
(森山いま)
