芸能
2026/03/31 17:55
【眠狂四郎】長谷川博己“眠狂四郎”の闇を感じる艶っぽさだけでなく「もう1人のヒロキ」の健闘を称えたい!
芸能
2026/03/31 17:55
長谷川博己主演のNHKスペシャル時代劇「眠狂四郎」はシリーズ化されないのだろうか。3月24日にたった1回だけおよそ1時間半の放送で終わらせるにはもったいないコンテンツだと思うからだ。
このドラマのポスターを初めて見た時、「ハセヒロの長所が詰まったビジュアル」に驚いた。長身でスラリとした体形に黒い着流しがよく似合い、刀を右手に提げているだけなのに「タダモノではない感」が匂い立ち、眠狂四郎のトレードマークである「青い瞳」の奥には漆黒の闇がダダ漏れていたため、ドラマ放送日を楽しみにしていたのだ。
しかしたったの約90分間で眠狂四郎の闇は描き切れず、個人的には食い足りないどころか、飢餓感を植え付けられた感覚に陥ってしまった。だからシリーズ化してもっと丁寧に眠狂四郎の闇を描いて欲しいと願っている。
また、今作の「もう1人のヒロキ」について語らせてもらいたい。
「今野、そこに愛はあるんか?」と2018年4月に大地真央から声をかけられるCMに出演して以来、その名前とビジュアルを世間に知らしめた今野浩喜が、今作のヒロイン・隠れ切支丹の静香(黒島結菜)の従者である喜平太を熱演。盲目だが人の気配を察して相手を倒す力を持っているという設定に、食らいついて演じる姿に感動した。本来なら、頑張っている感じが漂ってはいけないキャラクターなのだが、今野が演じるからこそ「透けて見えていい頑張り」に心を打たれた。
役者・今野浩喜は4月8日スタートの新ドラマ「ボーダレス~広域移動捜査隊~」(テレビ朝日系)でメインとなる複数の地域にまたがる広域指定事件のためにトラックで爆走する捜査本部=移動捜査課とは腐れ縁の、警視庁捜査一課に所属する「ねもっちゃん」こと根本輝彦刑事を演じる。
今野は塚地武雅と並ぶ「芸人役者」だと思うのだが、塚地に比べて認知度が低いように思うので「今野浩喜はいい役者だ」と声を大にして言っておきたい。
博己と浩喜に今後も注目していたい。
(森山いま)
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