ゴールデンウィークの渋滞も怖くない!非日常を楽しむ“とっておき”の「ハイウェイめし」
ゴールデンウィークの車旅行には渋滞がつきもの。そんな中でも不思議と楽しなのがサービスエリアでの食事ですよね。長い渋滞に身を預けるしかないドライブの中で、ふと現れるSAやPAはまさにオアシス。その一瞬の解放感とともに口にする食事は、なぜあんなにも記憶に残るのでしょうか。今回は、とっておきの“ハイウェイめし”をご紹介!
東日本No.1の“ハイウェイめし”が決定!
いま、車旅行での“道中の楽しみ”が確実に進化しているようです。2026年4月、NEXCO東日本とネクスコ東日本エリアトラクトが開催した『第2回NEXCO東日本 ハイウェイめし甲子園』の決勝戦で、“No.1ハイウェイめし”が決定しました。

ハイウェイめし甲子園はSAやPAのグルメを競い合うイベントです。味はもちろん、地域性や独創性、そして“思わず立ち寄りたくなる理由”までが問われます。いわば、ドライブの途中にある非日常の演出を競うというわけです。
頂点に立ったのは、常磐自動車道・友部サービスエリア(上り線)の「夢の茨城旅行~お守りはmikittyのサイン~ THANK YOU SO MUCH cholo」(1,500円)です。名前からしてクセが強いこの一皿は、単なる食事の枠を超えた“体験型グルメ”として評価されました。
際立っていたのはそのストーリー性。渋滞で削られた気力を回復させるような設計で、茨城の魅力を一皿に凝縮しながらネーミングや演出で“旅をしている感覚”までをも引き出しているのです。
2連覇の裏側にあった現場の葛藤とは?
友部SA(上り線)の総料理長である菅沼眞二さんは、「前回優勝したことでハードルが上がり、どんなメニューにするか非常に悩みました。1,500円でフルコース仕立てにしたことがこだわりです」と話します。2連覇を達成し、「開発費にもたくさんお金をかけさせてもらって感謝です」と笑顔ものぞかせました。
1,500円という価格はサービスエリアの食事としては強気にもみえますが、その価値は“量”ではなく“記憶”。フルコース仕立てという挑戦こそが、短い滞在時間の中で“旅の満足度”を最大化する試みでもあり、それが見事に成功したというわけですね。
今後もますますSAやPAの魅力がアップする!?
フードアナリスト2級の資格を持つエンタメライターは、「普通のカレーライスでも美味しく感じるのがパーキングエリアの魅力です。それが今や、わざわざパーキングエリアで食べることを目的にして、高速料金を払って訪れる人がいるというほど進化しています。ちなみに、私はハイウェイ温泉やハイウエイホテルが好きなので、次はハイウェイ温泉甲子園もやって欲しいです。って、温泉は少ないか」と笑います。
かつては休憩のための場所だったサービスエリアは、いまや“立ち寄る理由のある場所”へと変わっています。地元食材を生かしたメニュー、ここでしか味わえない限定グルメ、そしてSNSで共有したくなる体験価値。すべてが揃い始めているのです。
ちなみに、2位は常磐自動車道・四倉PA(上下線)の「海鮮ミックスフライ定食」、3位は東北自動車道・蓮田SA(下り線)の「カレボナーラまぜうどん」でした。
いかがでしたか? ゴールデンウィークは、ハンドルを握る前に“どこで何を食べるか”を決める楽しみ方が新しいスタンダードになりつつあるようです。
(生島マキ)
