情報番組「ごごナマ」(NHK)のMCを務める俳優の船越英一郎が7月13日の放送で、息子に言い続けてきた言葉を紹介した。
いまだに出口の見えない離婚騒動が続く船越と、女優の松居一代。松居には前夫との間に生まれた息子がいるが、船越は実の息子以上に可愛がっているという。
番組では、ゲスト出演した女優の南果歩と息子談義に花を咲かせる。2人とも好きなことが仕事になればいいと、息子の生き方について意気投合。そして船越は「生きるために生きるなよ、夢のために生きろよ、そういう人生を歩め」と、長男に教え込んできたことを話した。
「息子思いで知られる船越ですから、この発言に嘘はありません。思わず『かっこいい!』と大絶賛した南の言葉も本音でしょう」(芸能記者)
息子への愛があふれる船越だが、その船越本人に深い愛情を込めて言葉を送ってくれた人物がいた。今は亡き、船越の実母である元女優の故・長谷川裕見子さんだ。以前、インターネットサイトのインタビューで船越はこのように語っていた。
「僕は、子供の頃から母親から軟膏を塗り込むように、『悪いことが起こっても感謝しなさい』と擦り込まれて育てられたんです。楽しいことやうれしいことがあったら、人間、感謝するのは当たり前。でも苦しいことや悲しいこと、ケガや病気にもすべてに感謝しなさいと教えられた。なぜなら、悪いことは自分がよくなるために起こること。悪いことを乗り越えたら、前の自分よりも、もっと素敵な自分になれる。だから悪いことが起きても、すべてに感謝しなさいと。それが僕の背骨になっています」
この母の言葉を聞いて育った船越は今、何を思っているのだろうか。松居との泥沼離婚劇を乗り越え、より素敵な船越になってほしい。