あるママ向け掲示板に、「子どもが野菜をだんだん食べなくなっていくことがストレス!」という投稿がありました。子どもが野菜嫌いなのはよくあること。でも、野菜を食べなくなるというのには、いったいどういう理由があるのでしょうか。
料理研究家・上田淳子さんの著書「うちの食べてくれない困ったちゃんが楽しく食べる子に変わる本」(日本文芸社刊)によると、考えられるのは、「子どもは野菜を噛み切りにくい」からなんだとか。とくに生野菜のサラダは食べにくく、煮込んであると食べやすくなるのだそう。また、「子どもは大きさや形が変わるだけでも食べる気がしなくなる」こともあるそうで、例えば、1本丸ごとのきゅうりなら食べるのに、スライスすると食べなくなることもあるようですよ。
他の女性向け掲示板では、2歳の子どもが急に野菜を食べなくなったことへの対策として、こんなことが挙がっていました。それは、「話しながら食べさせる」というもの。実際、「にんじんさん、お口入りたいって言ってるよ~」と話したら、子どもが口を開けてくれたというエピソードも投稿されていましたよ。
子どもに野菜を食べてもらうためには、調理法や切り方などを工夫することが大切ですが、意外にも食べさせるときの声かけもポイントのようですね。「ちょっとストレスになっている…」ようなら、ぜひ実践してみてくださいね。