「これは真実の食べ物だ!」。NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で、豊川悦司演じる漫画家・秋風羽織がそう叫んだことからブームになった岐阜の名物・五平餅。
当時は、地元の五平餅販売店に行列ができるほど話題になったが、ドラマが終盤を迎えた今でもその人気は衰えを見せていない。しかもドラマの中で、主人公・鈴愛(永野芽郁)が五平餅を売るべくオープンさせた「センキチカフェ」が、なんと現実となって登場。大きな話題を呼んでいる。
「東京の渋谷モディで、9月15日から10月3日まで『GOHEIMOCHI CAFE(五平餅カフェ)』をオープンします。岐阜県恵那市から取り寄せた五平餅はもちろん、郷土料理の“朴葉寿司”や、ちょっと懐かしい“ナポリタン”や“ミックスジュース”なども合わせて販売するようです」(女性誌記者)
さらに、「半分、青い。」の中で「つくし食堂」で働くアメリカ生まれの青年・健人役を演じた小関裕太がデザインしたという「五平餅くん」ステッカーが来店者にプレゼントされるという特典付き。小関は、9月10日に更新した自身のブログでこのことに触れ、「ぜひ、美味しい美味しい五平餅をゆったり食べてみてください」とコメント。そこにアップされた五平餅に無邪気にかぶりつく写真が“可愛い!”と評判になっている。
写真を見たファンからは「五平餅を食らう裕太くん。かわいいです!」「いい食べっぷり」といった書き込みのほかに「五平餅カフェ! まさかカフェが展開されるなんて夢にも思わなかったので、すごく嬉しいです」など、“リアル・センキチカフェ”に感激する声も数多く寄せられている。
そんな小関は、10月6日にセカンド写真集「小関くん」(ワニブックス)を刊行。発売当日には、東京の書店で記念イベントも行う予定になっている。短期間の出演とはいえ、「半分、青い。」ではインパクトのある役を演じた小関。“健人ロス”に陥っているファンにとって、うれしいニュースだ。
(窪田史朗)