お笑いタレントの渡辺直美が1月23日放送の「徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました」（日本テレビ系）に出演し、過去に先輩芸人から襲われかけたエピソードを明かしている。
家飲みの女子会を開催する同番組コーナーの中で、渡辺はタレントの指原莉乃やフィギュアスケーターの村上佳菜子、クロスフィットトレーナーのAYA、そして俳優の菅田将暉らと並んで宴に参加し、話題が“過去に口説かれた芸人”へと及ぶと、渡辺の口から明かされたエピソードは衝撃的なものだった。
「（10年ほど前、先輩芸人から）家に呼ばれて、DVDを観るだけだったんだけど、ちょっとガバッと来られちゃって、怖くて。私は（その先輩芸人を）お兄ちゃんみたいに慕ってたから怖くて“やめて下さい！”って言って、泣きながら」と過去に先輩の自宅で迫られた体験を告白。その“先輩芸人”の名前を尋ねられると、「うーん、チョコプラの長田さん」と即答。昨年秋の「キングオブコント2018」における活躍以降、バラエティ番組から引っ張りだこ状態となったチョコレートプラネット・長田庄平の名を容赦なく明かしたのだ。
また、長田がDVD鑑賞中に背伸びをするたびに渡辺の胸の辺りを触ろうとしたことや、室内で仮眠中に長田から身体を覆われそうになったことなども渡辺の口から説明された。後日、渡辺が「あれは何だったんですか？ ショックです」と電話で長田へ問うと、「ちゃうねん、お前は抱き枕みたいに気持ち良い。キャラクターとして抱きついたから、男として（抱きついたわけ）じゃないんだよ」との釈明が返ってきたという。
「もしも抱き枕のようなキャラクター感覚で抱きついたのであれば、背伸びをしながら渡辺の胸を触ろうとした点については不自然ですし、そもそも“男として”じゃなければ承諾を得ずに突然女性に抱きついても良いという訳ではありません。昨年末にブレイクを果たし、2019年は生き残りをかけた正念場となるチョコプラですが、突然の渡辺からの告白は大いにマイナスへ働くかもしれないですね。ネット上では、チョコプラの大事な時期に名指しでのエピソード暴露となった今回の渡辺のトークに対し、『テレビで発言して良いの？』『バラしたら長田さん可哀想じゃないかな…』『せっかくチョコプラ売れかけてるんだから10年前のことをこのタイミングでばらさんでも』との指摘もありますが、渡辺はオンエアでは実名の部分がピー音で隠されるか、カットされるものと考えていたのかもしれません」（テレビ誌ライター）
名前が出てしまった以上、長田はこの愚行の暴露により、今後多くの女性を敵に回しかねない事態に発展する可能性もあるが、残念ながら身から出た錆である。
“キャラクター感覚で抱きついただけ”という言い訳以上に、世間が納得できるような釈明を考えておく必要がありそうだ。
（木村慎吾）
