実姉が勤務していたタピオカドリンク店に恫喝まがいのDMを送り、ネット上で騒動になっていたタレントの木下優樹菜が11月18日、所属事務所を通じ当面の間芸能活動を自粛することを発表した。
なぜ、騒動から1カ月以上も経った今になって活動自粛に至ったのか?
所属事務所によると、協議を重ね収録済みの番組なども考慮して、トラブル勃発から1カ月以上たっての休業発表になったという。また、最近の木下について関係者は「精神的にも落ち込んでおり協議した結果、仕事ができる状態ではないと判断した」と語っているとのこと。
「騒動が明るみに出てから1カ月以上が経ってますが、ネットではずっとこの問題で炎上し続けてきましたからね。木下さんへのバッシングはいまだ冷めやらずですし、騒動前に収録していた番組の放送が一段落した今の段階で、事務所としても活動自粛を決断するしかなかったのでしょう。また、騒動から1カ月以上が経ってなぜ発表したのかという点ですが、沢尻エリカ容疑者の一件でもわかるように、収録された番組が放送できないとなれば膨大な金額の被害が発生しますからね。騒動がすぐワイドショーなどで明るみに出て、木下さん出演シーンカットとなると、損害賠償金が発生します。事務所としてもそれは避けたかったでしょうし、なんとかその間にタピオカ店側の許しを得て、丸く収めたかったという思惑があったのでは?」(芸能ライター)
テレビ各局では19日朝からワイドショーなどで一斉にこの問題を報じ始めたが、ネットでは「やっと活動自粛するのか」といった反応のほか、「恫喝DM全文公開とか、テレビ局は今さら何ドヤ顔でやってるんだ」「事務所からのお願いで報道を控えるとか、テレビ局もだらしないな」といった声が起きている。
「これまでこの騒動に関してはスルーしてきただけに、今さらになってDMの文面をボードに貼り出して『インスタでの宣伝したのが気に食わねえだの』や『事務所総出でやりますね』『週刊誌に姉がこういうめにあったって言えるからさ』『覚悟を決めて認めなちゃい おばたん』といった物騒なワードを強調して、改めて紹介するというおさらいが各番組で行われ、まるで“時間差攻撃”のように振り返られてしまっています」(前出・芸能ライター)
沢尻エリカ容疑者の報道の陰に隠れるかと思いきや、そうはいかなかったようだ。
(石見剣)