5月13日に発表されたジャニーズの新ユニット「Twenty★Twenty」が波紋を呼んでいる。
「Twenty★Twenty」は、ジャニーズ事務所所属グループによる社会貢献プロジェクト「Johnny’s Smile Up! Project」の一環として期間限定で結成。新型コロナウイルス感染拡大防止のためにMr.Childrenの桜井和寿が作詞・作曲したチャリティソング「smile」を歌唱し、CDの収益金は支援活動に充てられるという。
そんなユニットに参加するのは、V6、KinKi Kids、嵐、NEWS、山下智久、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2、SexyZone、A.B.C-Z、King & Prince、ジャニーズWEST、SixTONES、Snow Manの15組76名。ジャニーズ史上最大人数のユニットとして、大御所から注目の若手グループまでが集結し、大きな話題を集めている。
しかし、このユニット名と参加グループがファンの間で物議を醸している。
「『Twenty★Twenty』は19年7月に亡くなったジャニー喜多川前社長が構想していたユニット。そのジャニー前社長の遺志を引き継ぎ、プロデューサーを務める滝沢秀明副社長が命名したそうです。元々は、通称“トニトニ”と呼ばれていたプロジェクトで、20人+20人の40人のJr.をデビューさせる構想でした。具体的なメンバー選出まで話は進んでいましたが、ジャニー前社長の逝去によりプロジェクトはストップ。それが今回復活しましたが、Jr.ではなくデビュー組のユニットになっており、メンバーも本来の40人ではなく、76人に。これに対してファンからは戸惑いの声が上がっています」(芸能記者)
また、音楽活動休止中のTOKIOは不参加。長瀬智也の退所やグループ活動休止が噂される中、ファンからは「チャリティーなのにTOKIOがいないのは納得いかない」「この中にTOKIOがいないのが不自然すぎる」とのコメントが相次いでいる。
思わぬ幕開けとなった「Twenty★Twenty」だが、過去最大規模の豪華ユニットだけに期待も大きい。「ジャニーの集大成として社会貢献できれば」という滝沢副社長の願いも込められているだけに、大きな成果を期待したい。
(安達信也)