新型コロナウイルスの影響で撮影に遅れが出て、9月6日に予定されていた第8話の放送が1週遅れの13日になった堺雅人主演ドラマ「半沢直樹」(TBS系)。6日は急遽「生放送!! 半沢直樹の恩返し」と題し、堺をはじめ、及川光博、片岡愛之助、児嶋一哉(アンジャッシュ)、香川照之が出演し、視聴者からの質問に応えるという生放送を敢行した。進行役は同局の安住紳一郎アナウンサーが務め、一般視聴者を代表する形でタレントの久本雅美とヒロミが登場した。
放送前に番組公式ツイッターで出演者への質問を募集したところ「半沢さんはセリフを間違えることはあるんですか? いつもすらすら言っててすごいなと思います」「キャストの皆さんが思う、最高の顔芸シーンを教えてください」「前作では黒崎さんの半沢さんの呼び方が『半沢』だったにも関わらず、今作では『直樹』といきなり下の名前呼びになったのは何故ですか?」など、多くの質問が殺到した。
1つ1つの質問に対応するというよりも、出演者同士のトークで、堺はほとんどNGを出すことはなく、セリフを噛んだことさえないことや、黒崎が「直樹」と呼ぶのは、2人の関係性の表れと説明した。
「皆さん、トークの上手な方ばかりで大いに盛り上がり、あっという間の1時間でした。それだけに、『久本とヒロミいる?』といった視聴者代表としての久本とヒロミの起用に疑問を持つ意見が多数。特にヒロミは児嶋に対し『バラエティじゃ使えない』とヤジッたり、ドラマとはまったく関係ないのに相方の渡部建の件でいじったりして、それを不快に思った視聴者もいたようです」(テレビ誌ライター)
大人気ドラマの異例なプログラムを楽しんでいた視聴者に、水を差してしまったか?