モデルの押切もえや元NMB48の渡辺美優紀など、複数の女性芸能人が不正アクセスの被害に! 11月30日に日本経済新聞の社員が押切らの電子メールを勝手に見ていたとして逮捕された件で、多くのタレントが恐怖感に襲われている。
容疑者はなんらかの方法で押切の電話番号を入手し、パスワードを類推したと報道されている。問題はタレントの電話番号をなぜ入手できたのかということ。いくら新聞社の社員とはいえ、タレント個人の電話番号を知ることはありえないはずだ。しかし悪知恵をこらせば、タレントの電話番号にたどり着ける可能性があるという。IT系ライターが耳打ちする。
「新聞社の社員なら、仕事を通じてマネージャーの電話番号を入手することはできるはず。そのマネージャーが携帯電話会社のサーバーに電話帳をバックアップしていれば、そのデータが漏洩元になりえます。これで所属タレントの電話番号を入手したら、今度はそちらに不正アクセス。タレント同士はお互いの電話番号をたくさん登録していますから、芋づる式に大量の電話番号をゲットできるというわけです」
もちろん漏洩元は芸能マネージャーとは限らない。スポーツ選手やヘアメイクなど、タレントとの個人的な交流を持っている人物は少なくないからだ。それこそ一般人でも、同級生だったタレントの電話番号を登録しているケースは有り得る。ともあれ携帯電話会社のサーバーを利用している人は、パスワードの管理を徹底したほうがよさそうだ。
(白根麻子)