12月23日に放送される音楽番組「ミュージックステーションスーパーライブ2016」(テレビ朝日系)にて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)がAKB48と一夜限りのコラボを実施することになった。セサミストリートからはおなじみのエルモとクッキーモンスターが登場するが、このコラボに関して子育て世代からは「組む相手が違う」と不満があがっているという。女性誌のライターがその意味を謎解きする。
「子供たちの間では『PPAP』ならぬ『CBCC』が大流行しているんです。これはピコ太郎とセサミストリートがコラボし、『クッキー・バター・チョコ・クッキー!』と熱唱するもの。ユーチューブでは300万回近くも再生されている人気曲です。だからセサミストリートが出演すると聞いて『CBCC』が聴けると楽しみにしていたのに、ガッカリしているママパパは大勢いることでしょう」
その「Mステスーパーライブ」は夜7時からの放送のため、早めの時間帯なら子供たちでも観られるはずだ。それならピコ太郎が「CBCC」を歌えば子育て世代の視聴者を獲得できそうなもの。しかしテレビ誌のライターは、その可能性は低いと予測する。
「もしMステで『CBCC』を披露すれば、チャンネル争いは子供たち優位になるはず。そうなると夜9時からは子供たちの大好きな映画『ベイマックス』を放送する日本テレビ系に替えられてしまう恐れが高まります。それを防ぎたいテレ朝としては、ピコ太郎とセサミストリートのコラボを実現させない可能性が高いでしょうね」
だが大人の視聴者にも「CBCC」を観てみたい人は少なくないはず。ここはぜひ、ピコ太郎の出番を増やしてでも子供たちの夢を実現してほしいものだ。
(白根麻子)