柴咲コウ主演のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。大河では珍しく、4週も続いた井伊直虎の幼少期・おとわを演じた新井美羽からの引き継ぎだが、視聴率は16%をキープした。
柴咲に伴い、亀之丞は井伊直親として三浦春馬、鶴丸は小野但馬守政次として高橋一生が登場した。
芸能ジャーナリストは「成人した主要キャストの登場で、壮大な歴史恋愛ドラマの始まりを見た」と話す。
「成人とはいえ、10代の少年少女を演じているわけですが、まったく違和感がないですね。実年齢35歳の柴咲は、十分にかわいらしく少女に見えました。また、なんと言っても三浦がいい。命を狙われ、身を隠していた亀之丞が、成人してようやく許婚のおとわと会うシーンで見せた笑顔は秀逸、キュン死者が続出です。破顔一笑で、再会の喜びが一気に伝わってきました。本格的な時代劇は2006年の大河「功名が辻」以来ですが、役の雰囲気もいい。衣装も相まって時代劇に合っていますね」
今回の作品は「少女漫画展開」「大河というより、朝ドラみたいだ」との意見もあるが、生涯を賭して直親を愛し抜いた直虎の物語は、感動を呼ぶに違いない。