トマトは“生”で食べるより“加熱”した方がダイエットにいいってホント?

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 一時期、夜にトマトを食べると代謝が上がって痩せるというダイエット法が話題になりました。

 トマトは低カロリーなうえビタミンも豊富、さらにはダイエットに役立つ栄養素もあることから「健康的な食材」の代表格といえるでしょう。

 でもこのトマト、みなさんはどのようにして食べることが多いですか?

 最も多いのは「加熱するとビタミン類が壊れてしまうから」という理由で、そのまま生で食べる方法かと思います。

 でも、そもそもトマトがダイエットにいいと注目されるきっかけになったのは、血流改善効果があり、代謝を活発にする「リコピン」という抗酸化物質の存在があるからです。

 しかもこのリコピン、ビタミン類と違って加熱してもほとんど破壊されることがなく、それどころか加熱することによってより吸収性が高まり、リコピンそのものの効果を最大限に発揮することができるのだそうです。

 美肌や老化防止、代謝アップに欠かせないリコピンの、食事1回あたりの摂取目標量は15~20mgと言われていますが、なんと中サイズ程度の完熟生トマトには、1個あたり約3g、つまり目標量のおよそ20倍のリコピンが含まれているんです。

 ただし、そのまま食べても吸収率が悪いため、2~3個は食べないと必要量が摂取できないのだとか。また、生食用のトマトは熟す前に採取されたものが多く、栄養価がやや低いのが難点とも言われています。

 そこでオススメしたいのが、できるだけ完熟トマトを選んで、さらに加熱調理をする方法。こうすることで水分がとばされリコピンの濃度が高まると同時に、吸収率も2~3倍になると言われているんですね。

 鍋に入れて煮崩すのもよし、フライパンで加熱してソースやピューレにするもよし。その時にオリーブオイルを入れると、さらに吸収率が上がりますよ。

 ちなみに、手間をかけたくないという人は市販のトマトホールを利用しても大丈夫。これらの製品には加熱用に栽培された完熟トマトが使われています。加熱用完熟トマトは、生食用に比べてリコピンが約3倍、「β-カロテン」が約2倍、さらには食物繊維が約1.5倍もあるそうなので、手軽にダイエット料理が作れますね。

 この冬は、トマトの“リコピン・パワー”を最大限に引き出した料理を食べて、健康的にダイエットしてみてはいかがですか?

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