後藤真希の弟・後藤祐樹が芸能活動を再開することを1月25日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。
後藤は、姉・真希が在籍していたモーニング娘。のイベントに来場した際にスカウトされ00年にソニンとダンスポーカルユニット・EE JUMPでデビューしているが、同記事によると、当時15歳にも関わらず女性が接待する飲み屋に通い飲酒するなどを週刊誌に報じられ02年に引退。07年には強盗傷害事件も起こし、懲役5年6カ月の実刑判決を受けている。
引退して20年という節目に芸能活動を再開させることについて後藤は「芸能界に復帰できるとは思っていなかったので、声をかけていただいて本当にうれしかったです」と喜びつつ、当時については自分が恵まれた環境にいることに気づくことができず、芸能界にいることが苦痛で、引退した際も戻りたくないという気持ちのほうが強かったという。
しかし、転機となったのがSNSでの活動。懲役刑から出所したところ、逮捕前はなかったSNSができていたといい、インスタグラムを始めたら当時のファンがフォローしてくれたことで復帰への気持ちが強くなってきたという。
昨年6月には自身のYouTubeチャンネル「おっととっとちゃんねる。」も開設。YouTubeで作家・家田荘子氏とコラボしたことがきっかけとなり、家田氏が所属する芸能事務所からオファーが届いた。復帰については姉の真希にも真っ先に報告したといい、「よかったね」とすごく喜んでくれたという。今後はモデル、アーティスト業のほかに自身の経験を生かした非行少年、障がい者の就労支援の講演活動などをする予定だとか。
しかし、ネットでは《まずは、ソニンはじめ当時のスタッフさんやら関係者にしっかり謝罪してほしいね。表向きなんて必要なく個々にでもいいから》《姉ちゃんとの共演の夢もいいけどまずは一緒に活動したソニンさん、そしてプロデュースに関わったつんくさんにしっかり謝罪すべき》《ソニンさんは後藤さんに振り回されて人生変わってしまった所もあると思うので、そこはしっかり謝罪されればなと思いますね》などの声が殺到した。
「現在でこそ売れっ子のミュージカル女優となったソニンですが、歌手デビューはEE JUMPから。2枚目のシングル『おっととっと夏だぜ!』がスマッシュヒットを飛ばしたまではよかったのですが、サードシングル発売直前に後藤が失踪事件を起こし、ソニンは単独でプロモーション活動をするハメに。さらに後藤が復帰したと思ったら、その2カ月後に後藤は脱退。EE JUMPは事実上解散となり、予定されていたアルバムも発売中止の憂き目に遭いました。解散を知った当時はショックで鼻血と涙が止まらなくなったとか。
以降はソロとして活動することになりましたが、精神的にも不安定な状態が続き、激太りと激やせを繰り返していたことをソニン本人が明かしています。祐樹が芸能活動を再開するなら、まず大迷惑をかけたソニンに謝れという声が飛び出すのは必然と言えるでしょう」(芸能記者)
もっとも、ソニンのほうはもう会いたくないのかもしれないが。
(柏原廉)