留学のために2018年9月から活動を休止していたHey!Say!JUMPの岡本圭人が、グループの配信ライブが行われる4月11日をもってグループを脱退することが5日明らかになり、驚きの声が上がっている。
「岡本は、ロバート・レッドフォードやアン・ハサウェイら数々の著名人を輩出したアメリカの名門演劇学校『アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ』ニューヨーク校に留学。本人は『この2年半海外で演劇を学び、世界で活躍する夢に向かっている方々と一緒に過ごしていくうちに、一人の男として叶えたい夢ができ、その夢を叶えるために僕はこれから役者として活動していきたい』と思いを語っています」(女性誌記者)
これに対してグループのメンバー・山田涼介は、「最初にその話を聞いた時は、『本当に自分勝手なやつだな』と思った」とした上で、「ここまで強い意志を持った圭人はいなかったなと思うくらい、強い意志を持っていました」とコメント。最終的には「これからの僕の人生を応援してくれて、別々の道でも頑張っていこう!と言ってくれました」と岡本自身も話している。
しかしHey!Say!JUMP脱退にも関わらず、ジャニーズ事務所に残ることに疑問を投げかける声もある。
「同じく海外での活躍を視野に入れた山下智久は、事務所サイドとの話し合いの末に2020年10月末で事務所を退所。本来ならば、岡本も退所していてもおかしくありません」(芸能ライター)
しかし、岡本の場合、父親・岡本健一もジャニーズ事務所に所属する特殊事情がある。
「父の健一は元・男闘呼組のメンバーで、俳優としても昨年主演した舞台『リチャード二世』で紀伊國屋演劇賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞するなど、確固たる地位を築いたジャニーズの重鎮。さらに、将来の幹部候補生である木村拓哉にも近く、音楽やファッション面で多大な影響を与えてきました。そんな岡本の息子・圭人を、事務所もあっさり切り捨てるわけにはいかないのでしょう」(前出・女性誌記者)
岡本健一は昨年9月、実家の塗装会社の代表取締役にも就任。そのタイミングで息子・圭人も取締役として名を連ねている。これなら、なんの心配もなくアメリカで役者修行が続けられるというわけだ。
(窪田史朗)