新年度が始まって早2ヵ月が経とうとしていますが、そろそろ春のストレスによる疲れがドッと出てくる頃ではないでしょうか。
クラシエ薬品が2021年1月に実施した『春の不調・ストレスの実態』調査の結果、春にストレスを感じたことがあると答えた人は45%にも及んでいました。また、ストレスによる身体の不調症状を感じたことがある人は8割以上でした。
そんな中、注目したいのが“気”の巡り。漢方では、人のカラダは「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えられており、この3つがバランスよく巡っていることで心身の健康が保たれるのだとか。
ストレスが溜まると身体の「気」の巡りが滞り、さまざまなトラブルを引き起こしやすくなると考えられているそう。全身の気の巡りは「肝」の働きによって行われるため、これを養う食材を取り入れるのが推奨されています。
例えば、棗(なつめ)や玉ねぎ。棗は、胃腸を高めたり、血を補ったりする働きがあるといわれています。棗はデーツとよく間違われますが、デーツはナツメヤシであり、棗とは異なります。中国でよく食べられている乾燥棗は手に入りやすく食べやすいので、取り入れてみるのもいいかもしれません。ぜひお試しを。