魔娑斗に挑む“20年越し”の復讐、元対戦相手の息子が放ったローキックが笑撃の結末に!
「かつて戦った男の息子が、20年越しの復讐に来た。」
そんな不穏なタイトルで自身のYouTubeチャンネル「魔娑斗チャンネル」を更新したのは元キックボクサー・魔娑斗だ(8月15日付)。トップ画像には、「大東旭の息子」と紹介された男性が、魔娑斗の右太腿めがけて左ローキックを華麗に決める瞬間が映し出されている。
大東旭といえば、2005年12月31日の「K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!」で魔娑斗と激突。魔娑斗がローキックで3度のダウンを奪い、2ラウンドTKOで下した元プロボクシング日本ジュニアミドル級王者である。その息子が20年越しのリベンジに挑む、というのだから壮大な美談のようだが、実際は様子が違うようで…。
息子の大東翔生は、相方の東良介と2015年にお笑いコンビ「ダブルヒガシ」結成。2023年「第44回ABCお笑いグランプリ」優勝、2024年「第9回上方漫才協会大賞」受賞など数々の実績を誇る関西の実力派芸人なのだ。
動画で魔娑斗はこう語る。
「あの大東旭の息子が芸人やってるという噂は聞いてたんで、どんなのか会ってみたいと思っていたわけですよ。キック受けてみよう。親父のカタキとして」
当時12歳だった息子の翔生は、今や体重96㎏の堂々たる体格に。魔娑斗の呼びかけでリベンジが実現し、「親父見てるか!いよいよ俺が魔娑斗さんの脚蹴れることになったぞ!」と気合十分にローキックを繰り出した。
…のだが、衝撃を和らげるレガースを装着して放たれた一撃に、魔娑斗は苦笑い。
「え? 本気? もう1回いく? それ(レガース)いらないかも…」
結局、レガースを外して放ったキックも威力はなく、魔娑斗が大笑いしてしまうほど。しまいには逆に魔娑斗のローキックを受けて、翔生が悶絶するオチとなった。
コメント欄には「ある意味、笑撃!」「勝負に負けて笑いに勝つ」といった声が寄せられ、大東翔生の20年越しのリベンジは思わぬ笑いで幕を閉じたのだった。
(所ひで/ユーチューブライター)
